製品の登録と有効化

このセクションの内容

ライセンスを購入・登録する

デモライセンスを取得する

キーファイルのインストール

2回目以降の登録

ライセンスを購入・登録する

ライセンスを購入すると、製品コンポーネントとウイルスデータベースの更新がDoctor Web更新サーバーから定期的にダウンロードされます。さらに、購入した製品をインストールまたは使用するときに問題が発生した場合は、Doctor Webまたはそのパートナーが提供するテクニカルサポートサービスを利用できます。

Dr.Web製品の購入や製品のシリアル番号の入手は、パートナーまたはオンラインストアから可能です。ライセンスオプションの詳細については、Doctor Web公式Webサイト(https://license.drweb.com/license_manager)にアクセスしてください。

ライセンス登録は、ユーザーがDr.Web for UNIX Internet Gatewaysの正規ユーザーであることを証明し、ウイルスデータベースの定期的な更新を含むアンチウイルスの機能を有効にするために必要です。インストールが完了したら、製品を登録してライセンスを有効化することを推奨します。購入したライセンスは、Doctor Webの公式Webサイト(https://products.drweb.com/register/v4)で有効化できます。

有効化の際には、購入したライセンスのシリアル番号を入力する必要があります。シリアル番号はDr.Web for UNIX Internet Gatewaysと一緒に提供されるか、オンラインでライセンスを購入または更新した際にメールで提供されます。

デモライセンスを取得する

ご利用のDr.Web for UNIX Internet Gatewaysの試用期間は、Doctor Webの公式Webサイト(https://download.drweb.com/demoreq/biz/v2)で確認できます。製品を選択して登録フォームに記入すると、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysを有効化するためのシリアル番号またはキーファイルが記載されたメールが届きます。

同じコンピューターでの2回目以降の試用期間は、一定の期間が経過した後に利用できます。

Dr.Web Ctldrweb-ctl)コマンドラインツールのライセンスコマンドを使用すると、登録されたライセンスのシリアル番号のデモキーファイルまたはライセンスされたキーファイルを自動的に取得できます。

キーファイルのインストール

キーファイルは、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの購入したライセンスまたは有効化した試用期間に対応する、ローカルコンピューター上に保存される特別なファイルです。このファイルには提供されたライセンスまたは試用期間に関する情報が含まれ、また、このファイルに応じて使用権限が規定されます。

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの動作中、キーファイルはデフォルトの<etc_dir>ディレクトリ(GNU/Linuxの場合は/etc/opt/drweb.com)にdrweb32.keyという名前で置かれている必要があります。

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysのコンポーネントは、キーファイルが使用可能かつ有効であるかどうかを定期的に確認します。編集されることを防ぐため、キーファイルはデジタル署名されています。キーファイルを編集すると無効になります。誤って無効にしてしまうことを防ぐため、キーファイルをテキストエディターで開かないことをお勧めします。

有効なキーファイル(正規またはデモライセンス)が見つからない場合、またはライセンスの有効期限が切れている場合、有効なキーファイルがインストールされるまでアンチウイルスコンポーネントの動作はブロックされます。

ライセンスキーファイルは有効期限が切れるまで保管しておき、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの再インストールや、別のコンピューターへのインストールにはそのライセンスキーファイルを使用することを推奨します。この場合、登録時に指定したものと同じ製品シリアル番号と顧客データを使用する必要があります。

メールメッセージでは、Dr.Webキーファイルは通常、zipアーカイブに圧縮されて転送されます。Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysのアクティベーション用のキーファイルを含むアーカイブは、通常はdrweb32.zipまたはagent.zipという名前です。メッセージに複数のアーカイブが含まれている場合は、agent.zipアーカイブを使用する必要があります。

キーファイルをインストールする前に、アーカイブを適宜解凍し、そこからキーファイルを抽出して、使用可能な任意のディレクトリ(たとえば、ホームディレクトリやUSBフラッシュドライブ)に保存してください。

製品の有効なライセンスに対応するキーファイルをお持ちの場合(キーファイルをメールで受け取った場合、またはDr.Web for UNIX Internet Gatewaysを別のサーバー上で使用する場合など)、そのキーファイルへのパスを指定することでDr.Web for UNIX Internet Gatewaysを有効化できます。その場合は、次の操作を行います。

1.アーカイブの場合はキーファイルを解凍します。

2.次のいずれかを実行してください:

キーファイルを<etc_dir>ディレクトリにコピーし、必要に応じてファイル名をdrweb32.keyに変更します。

Dr.Web for UNIX Internet Gateways設定ファイルで、KeyPathパラメータ値にキーファイルパスを指定します。

3.次のコマンドを入力して、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの設定をリロードします。

# drweb-ctl reload

すべての変更が適用されます。

また、次のコマンドを使用することもできます。

# drweb-ctl cfset Root.KeyPath <path to the key file>

この場合、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの再起動は不要です。キーファイルは<etc_dir>ディレクトリにコピーされず、元の場所に残ります。

<opt_dir><etc_dir><var_dir>の表記規則の詳細は、はじめにを参照してください。

 

キーファイルが<etc_dir>ディレクトリにコピーされない場合は、ユーザーはファイルが破損や削除から保護されていることを確認する必要があります。キーファイルがシステムから誤って削除される可能性があるため、この方法は推奨されません(たとえば、キーファイルが存在するディレクトリが定期的にクリーンアップされる場合)。キーファイルを紛失した場合は、サポートを要求して新しいキーファイルを取得できますが、要求できる回数には制限があります。

2回目以降の登録

キーファイルを紛失したが、既存のライセンスの有効期限が切れていない場合は、前回の登録時に指定した個人データを入力して、再度登録する必要があります。別のメールアドレスを使用できます。この場合、ライセンスキーファイルは新しく指定されたアドレスに送信されます。

キーファイルのリクエスト回数には制限があります。その数を超えてリクエストが送信された場合、キーファイルは配信されません。紛失したキーファイルを入手するには、Doctor Webテクニカルサポートに連絡して問題の詳細を説明し、シリアル番号の登録時に入力した個人データを伝えてください。ライセンスキーファイルはメールで送信されます。

キーファイルがメールで送信されたら、手動でインストールする必要があります。