付録D. Dr.Web for UNIX Internet Gateways設定ファイル

すべてのDr.Web for UNIX Internet Gatewaysコンポーネントの設定パラメータは、特別な調整デーモンDr.Web ConfigDによって管理されます。これらのパラメータはdrweb.iniファイルに格納されています。デフォルトディレクトリは<etc_dir>(GNU/Linuxの場合は/etc/opt/drweb.com)です。

テキスト設定ファイルには、デフォルト値とは値の異なるパラメータのみが格納されています。パラメータが設定ファイルにない場合は、そのデフォルト値が使用されます。

 

<opt_dir><etc_dir><var_dir>の表記規則の詳細は、はじめにを参照してください。

設定ファイルに存在せず、かつデフォルト値を持つパラメータなど、利用可能なすべてのパラメータのリストは、次のコマンドを使用して表示できます。

$ drweb-ctl cfshow

パラメータの値は次のいずれかの方法で変更できます。

1.設定ファイルでパラメータを指定(任意のテキストエディターでファイルを編集)し、変更を適用するためのSIGHUP信号を設定デーモン(drweb-configdコンポーネント)に送信します(これを行うには、以下のコマンドを実行します)。

# drweb-ctl reload

2.このコマンドをコマンドラインに入力します。

# drweb-ctl cfset <section>.<parameter> <new value>

このコマンドは、管理ツールDr.Web Ctlがスーパーユーザー権限で実行されている場合にのみ実行できます。スーパーユーザー権限を取得するには、suまたはsudoコマンドを使用します。

コマンドライン管理ツールDr.Web Ctl(drweb-ctlモジュール)のcfshowおよびcfsetのコマンド構文の詳細については、Dr.Web Ctlのセクションを参照してください。

 

詳細:

ファイル構造

パラメータタイプ

トラフィックモニタリングのルール(ネットワーク接続を監視するコンポーネントが、使用される製品に含まれている場合)