はじめに

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysをお買い上げいただきありがとうございます。本製品は最先端のウイルス検出および駆除テクノロジーを活用して、さまざまなタイプのコンピューター脅威の拡散からサーバーを確実に保護します。これにより、サーバーが提供するサービスの品質を向上させることができます。

このマニュアルの目的は、GNU/LinuxファミリーのOSやFreeBSDなど、UNIXライクなOSを実行しているサーバーの管理者が、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysバージョン11.1をインストールしてご使用いただけるように支援することです。

ファイルパスの表記規則

ファイルとコンポーネントへの実際のパスは、OSによって異なります。本書では、ディレクトリに次の表記規則を使用しています。

<opt_dir> - 主な製品ファイルがあるディレクトリ(実行ファイルとライブラリを含む)

<etc_dir> - 設定ファイルとキーファイルがあるディレクトリ

<var_dir> - サポートと製品の一時ファイルがあるディレクトリ

さまざまなOSの表記規則に対応する実際のパスは、以下の表に示されています。

OSの種類

表記規則

実際のパス

GNU/Linux

<opt_dir>

/opt/drweb.com

<etc_dir>

/etc/opt/drweb.com

<var_dir>

/var/opt/drweb.com

FreeBSD

<opt_dir>

/usr/local/libexec/drweb.com

<etc_dir>

/usr/local/etc/drweb.com

<var_dir>

/var/drweb.com

スペースを考慮して、例ではGNU/Linux OSのパスを使用しています。本書では、可能な場合においてすべてのOSの実際のパスが例に使用されています。