Dr.Web for UNIX mail serversは、自己抽出パッケージとして提供されます。
drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name].run
パッケージには、以下のコンポーネントが含まれています。
• | drweb-common: 設定ファイル(drweb32.ini)、ライブラリ、ドキュメント、ディレクトリ構造。インストールの際に、drwebユーザとdrwebグループが作成されます。 |
• | drweb-bases: ウイルス検査エンジン、ウイルス定義ファイル。drweb-commonパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-libs: すべてのコンポーネントに必要な共通ライブラリ |
• | drweb-epm6.0.0-libs: GUIインストーラ・アンインストーラのライブラリ。drweb-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-epm6.0.0-uninst: GUIアンインストーラに必要なファイル。drweb-epm6.0.0-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-boost144: Dr.Web AgentとDr.Web Monitorの共通ライブラリ。drweb-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-updater: ウイルス検査エンジンとウイルス定義ファイルのアップデートユーティリティ。drweb-common、drweb-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-agent:Dr.Web Agentの実行ファイル、ドキュメント。drweb-common、drweb-boost144パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-daemon: Dr.Web Daemonの実行ファイル、ドキュメント。drweb-bases、drweb-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-scanner: Dr.Web Scannerの実行ファイル、ドキュメント。drweb-bases、drweb-libsパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-monitor: Dr.Web Monitorの実行ファイル、ドキュメント。 drweb-common、drweb-boost144パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild: Dr.Web MailDの実行ファイル、ドキュメント。drweb-maild-commonパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-common: Dr.Web Agent、Dr.Web Monitor、Dr.Web MailDのライブラリ。 drweb-common、drweb-gperftools0、 drweb-agent、drweb-monitor パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-plugin-drweb: drwebプラグインとその設定ファイル、ドキュメント、コンフィギュレーションスクリプトのライブラリ。drweb-maild パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-web: Dr.Web for UNIX mail serversのウェブインターフェース。 |
• | drweb-maild-plugin-headersfilter: headersfilterプラグインとその設定ファイル、ドキュメント、コンフィギュレーションスクリプトのライブラリ。drweb-maild パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-plugin-modifier: modifierプラグインとその設定ファイル、ドキュメント、コンフィギュレーションスクリプトのライブラリ。drweb-maild パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-plugin-vaderetro: vaderetroプラグイン、ドキュメント、コンフィギュレーションスクリプトの設定ファイル。drweb-maild、drweb-libvaderetro パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-libvaderetro: vaderetroプラグインのライブラリ。 |
• | drweb-maild-smtp: Dr.Web for UNIX mail serversがSMTP及びLMTPプロトコルのプロキシサーバとして動作出来るようにするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、Dr.Web Monitorの該当する設定、ドキュメント、コンフィギュレーションスクリプトを含んだDr.Web MailD 設定ファイル。drweb-maild パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-cgp: Communigate Pro MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のCommunigate Proコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maild パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-courier: Courier MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のCourierコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-exim: Exim MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のEximコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-postfix: Postfix MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のPostfixコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-qmail: Qmail MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のQmailコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-sendmail: Sendmail MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のSendmailコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-maild-zmailer:ZMailer MTA(mail transfer agent)とのインタラクションを可能にするSender及びReceiverモジュールの実行ファイル、特定のMTAに対する設定を含んだDr.Web MailD設定ファイル、 ドキュメント、Dr.Web MailDとのインタラクションを調整する為のZMailerコンフィギュレーションスクリプト。drweb-maildパッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-gperftools0: Dr.Web MailDが使用するGoogleパフォーマンスツールのライブラリ。drweb-libs パッケージがインストールされている必要があります。 |
• | drweb-mail-servers-gateways-doc: 英語及びロシア語の管理者マニュアルです。 |
64bit版のパッケージにはdrweb-libs64が含まれています。
Dr.Web for UNIX mail serversのすべてのコンポーネントを自動的にインストールするためにコンソール(CLI)または、GUIベースのシェルを使用することができます。前者の場合、以下のようなコマンドでインストールパッケージに実行権を与えてください。
# chmod +x drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name].run
パッケージを実行します。
# ./drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name].run
drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name] の形式でディレクトリが作成され、 GUIインストーラが起動します。root権限がない場合は、rootのパスワードを要求されます。
GUIインストーラが起動しない場合は、コンソール(CLI)のインストーラが起動します。
インストールを開始せずに、パッケージの抽出のみを行う場合は、以下のように --noexecパラメータを指定します。
# .drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name].run --noexec
パッケージの抽出を行ったあとに以下のコマンドを実行して、GUIインストーラを起動することもできます。
# drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name]/install.sh
コンソールインストーラを起動するには以下のコマンドを使用します。
# drweb-mail-[product-name]_[version number]~[OS name]/setup.sh
インストールによって以下の処理が行われます。
• | オリジナルの設定ファイルが[configuration_file_name].N.という名前で%etc_dir/software/conf/ディレクトリに保存されます。 |
• | 設定ファイルのコピーがインストールソフトウェアの該当するディレクトリに配置されます。 |
• | その他のファイルがインストールされます。既に同じ名前のディレクトリファイルが存在する場合(旧バージョンのアンインストールが適切に行われなかった場合など)は、新しいファイルで上書きし、古いファイルのコピー([file_name].O)が保存されます。ディレクトリ内に[file_name].Oファイルが既に存在する場合は、それが新しいファイルに置き換えられます。 |
• | グラフィカルインストーラの該当するウィンドウでRun interactive postinstall scriptチェックボックスを選択した場合、コンポーネントがインストールされた後、Dr.Web for UNIX mail serversの基本的な調整のためにポストインストールスクリプトが起動します。 |
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