8.3. Dr.Web Enterprise Server スケジュールの設定

Dr.Web Control Center 経由で Dr.Web Enterprise Serverのタスクスケジュールを設定するには

1.メインメニューで 管理 を選択し、コントロールメニューで Dr.Web Enterprise サーバ schedule をクリックします。サーバー の現在のタスクのリストが開きます。

2.タスクをリストから削除するにはフラグをセットし、ツールバーで この設定を削除します をクリックしてください。

3.編集するタスクをリストから選択します。下記 で詳述する ジョブエディタ が開きます。

4.新しいタスクをリストに追加するにはツールバーで 新規ジョブ をクリックします。下記 で詳述する、必要なパラメータを指定する為の 新規ジョブ ウィンドウが開きます。保存 をクリックしてください。

5.特定のタスクを有効/無効にすることもできます。

6.特別なファイルにスケジュールをエクスポートするには、ツールバーで ボタンをクリックしてください。

7.ファイルからスケジュールをインポートするには、ツールバーで ボタンをクリックしてください。

 

* マークの付いたフィールドの値は必ず指定してください。

 

タスクのパラメータを編集するには

1.全般 タブで

名称 入力フィールドで、タスクに名前を付けてください。スケジュール内に表示されます。

タスクを有効にするには 有効化 フラグをセットします。

タスクを無効にするにはフラグをクリアしてください。リスト上には残りますが、実行されません。

クリティカルジョブ フラグは、タスクが実行されなかった場合(Enterprise Agent は時間が来ると終了します)にそれが次の Enterprise Agent 起動時に実行されるように命令します。一定の時間内にタスクが複数回実行されなかった場合、 Enterprise Agent の起動後に実行されるのは1回のみです。

2.アクション タブで アクション ドロップダウンリスト内からタスクの種類を選択して下さい。選択されたアクションによってウィンドウ下部の見た目がわります(異なる種類のタスクのパラメータについては 表 をご覧ください)。

3.時刻 タブでタスクを実行する時間間隔を選択し、時間を設定します( 端末タスクのスケジュール設定 のワークステーションのタスクスケジュール設定と同じです)。

4.保存をクリックします。

タスクの種類と設定

種類

説明

フックの実行

この種類のタスクでは 名称 フィールドでフックの名前を入力する必要があります。この名前は サーバー インストールフォルダのvar/extensionsフォルダにあるexe lua-script(拡張子無し)と一致させてください(付録 M 参照

シャットダウンおよび再起動

この種類のタスクには追加パラメータはありません。 サーバー を終了、再起動させるにはこのタスクを使用して下さい。

実行

パス フィールドで サーバー の実行ファイルへのパスを、引数 フィールドで起動時のコマンドラインパラメータを指定してください。

サーバー との同期に 同期的に実行 フラグをセットします。実行 タイプの他のタスクを実行するのは、1つのタスクが終了してからにしてください。 同期的に実行 フラグがクリアされている場合、サーバー はプログラムの開始のみロギングします。同期的に実行 フラグがセットされている場合 サーバー はプログラムの開始、リターンコード、プログラムシャットダウンの時間をロギングします。

ライセンス失効リマインダ

ライセンス失効までの残り日数をリマインダするタスクを実行します。日数を指定してください(サーバー および Agent のライセンス)。

更新

詳細は モバイルモードでのAgentの更新 を参照してください。

ログ

ログを作成する文字列を指定してください。

クリティカルなサーバデータのバックアップ

サーバー データベース、ライセンスキーファイル、プライベートキーのバックアップを作成するにはこのタスクを使用して下さい。

バックアップファイルを保存するフォルダのパス(デフォルトでは空)、及びバックアップコピーの最大数を指定してください(無制限の場合は 0) 。

詳細は付録 H5.5. を参照してください。

サーバへの接続を停止した端末

端末が接続されていない期間が長すぎる、と判断する日数を指定してください。

その日数が過ぎると通知が表示されます。

未送信ISイベントの削除

それが過ぎた後にイベントが消去される時間を指定してください。

このタスクは2番目の サーバー がメイン サーバー に送信しなかったイベントのみに適用されます。2番目の サーバー がイベントの送信に失敗するとそのイベントは未送信リストに移され、サーバー が定期的に再送信を試みます。未送信ISイベントの削除 タスクを実行すると、指定した時間よりも古いイベントは消去されます。

端末の削除

日数を指定します(デフォルトでは90日)。

指定された日数の間 サーバー に接続されていない端末は、古くなったものと見なされ削除されます。

旧レコードの削除

日数を指定します。

指定された日数を過ぎると、ワークステーションに関する統計データ(端末自体ではなく)は古くなったものと見なされ削除されます。

データの種類ごとに個別に日数を設定します。

 

デフォルトでの 旧レコードの削除 タスクの期間は90日に設定されています。値を減らすと、アンチウイルスネットワークコンポーネントの動作に関する統計は十分な情報を提供できなくなり、また サーバー が必要とするリソースの量が増える場合があります。