H5.5. Dr.Web Enterprise Server の重要なデータのバックアップ

以下のコマンドは重要な サーバー データのバックアップコピーを作成します(データベースコンテンツ、サーバー ライセンスキー、プライベート暗号化キー、サーバー の設定キー、Dr.Web Control Center の設定キー)。

drwcsd -home=<パス> backup [<ディレクトリ> [<コピーの数>]]  重要な サーバー データを指定したフォルダにコピーします。-homeサーバー のインストールカタログを設定します。<コピーの数> はそれぞれのファイルのコピーの数です。

Windowsでの例:

C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin>drwcsd -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" backup C:\a

コピーは、gzipやその他のアーカイバで解凍可能な.dzフォーマットで保存されます。データベースコンテンツを除く全てのファイルは、解凍された後に使用可能になります。データを復元する為に、importdbオプションパラメータを使用してデータベースコンテンツをバックアップから他の サーバー のデータベースへインポートすることが出来ます(Dr.Web Enterprise Security Suite のデータベースを復元する 参照)。

バージョン 4.33 以降では、ESS は重要な情報のバックアップを サーバー のインストールカタログの\var\Backupに定期的に保存します。そのため日々のタスクは、この機能を実行する サーバー のスケジュールに含まれています。そのようなタスクが無い場合は、作成することを強く推奨します。特に、最初にインストールした(そしてその後アップグレードされた) サーバー のバージョンが 4.32 である場合、重要なデータをバックアップするタスクはありません。