付録 М. カスタム拡張子

luaスクリプトとして導入されるこの拡張子は、管理者の作業を自動化し、Dr.Web Enterprise Server の特定のタスクをより速く実行出来るようにします。これらのスクリプトは、 サーバー インストールフォルダの次のフォルダ内にあります。

Windows: var\extensions

FreeBSD、Solaris: /var/drwcs/extensions

Linux: /var/opt/drwcs/extensions

サーバー がインストールされた後、既にインストールされている拡張子のプロシージャはこのフォルダに置かれます。サーバー がユーザースクリプトの拡張子を実行するには、その サーバー-hooksオプションパラメータで起動する必要があります。

スクリプトは全て、デフォルトでは無効になっています。有効にするにはdisabledという単語、またはコメント全体を削除してください(空白行は残して)。

extensionsフォルダには以下のスクリプトが含まれています。

access_check.ds — 適切なACL(アクセスコントロールリスト)に対するアクセスをチェックする前に呼び出されます。

access_denied.dsACLの設定、またはaccess_checkプロシージャの結果に応じてアクセスが拒否された場合に呼び出されます。

admin_logged.ds管理者が Dr.Web Control Center 内で認証に成功した際に呼び出されます。

admin_noauth.ds管理者が Dr.Web Control Center 内で認証に失敗した際に呼び出されます。

agent_status.dsAgent がそのローカルポリシーをレポートする際に呼び出されます。

backup.dsバックアップが完了し、以前のバックアップファイルが削除される前に呼び出されます。

bad_connection.ds新しいクライアントの接続を確立出来ない時に呼び出されます。

connection_denied.dsライセンス期限が原因で接続が拒否された場合に呼び出されます。

database_load.dsデータベースドライバーのロード処理が完了した時に呼び出されます。

database_verify.dsデータベース検証が完了した時に呼び出されます。

deinstallation.dsAgent のアンインストールが完了した時に呼び出されます。

disconnected.dsクライアントの接続が切断された時に呼び出されます。

group_changed.dsグループプロパティが変更された場合に呼び出されます。

group_created.ds新しいグループが作成された場合に呼び出されます。

group_deleted.dsグループが削除された場合に呼び出されます。

install.dsインストレーションイベントが発生した場合に呼び出されます。

installed_components.dsインストールされたコンポーネントを Agent がレポートした時に呼び出されます。

jobexecuted.dsAgent からジョブ実行イベントを受け取った場合に呼び出されます。

license_error.dsライセンス期限が原因で、新しいクライアントの接続を確立出来ない場合に呼び出されます。

load_plugin.dsプラグインモジュールがロードされた時に呼び出されます。

load_protocol.dsプロトコルモジュールがロードされた時に呼び出されます。

neighbor_connected.dsサーバーが接続された時に呼び出されます。

neighbor_install.ds隣接 サーバー からインストレーションイベントを受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_noauth.ds(認証) エラーによってサーバーの接続が拒否された直後に呼び出されます。

neighbor_run_begin.ds隣接 サーバー からコンポーネント開始イベントを受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_run_end.ds隣接 サーバー からコンポーネント完了イベントを受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_scan_error.ds隣接 サーバー からスキャンエラーイベントを受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_scan_statistics.ds隣接 サーバー からスキャン統計イベントを受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_station_status.ds隣接 サーバー から端末ローカルポリシー/設定を受け取った場合に呼び出されます。

neighbor_virus.ds隣接 サーバー からウイルス検出イベントを受け取った場合に呼び出されます。

newbie_accepted.ds新規端末のアクセスが認められ、承認に成功してデータベースに端末が作成された時に呼び出されます。

newbie_came.ds新規端末が接続された時に呼び出されます。

newbie_registered.ds新規端末のアクセスが認められ、データベースに情報が保存される前に呼び出されます。

pong.dsクライアントからPONGを受け取った場合に呼び出されます。

run_begin.dsAgent からコンポーネント開始イベントを受け取った場合に呼び出されます。

run_end.dsAgent からコンポーネント完了イベントを受け取った場合に呼び出されます。

scan_error.dsAgent からスキャンエラーイベントを受け取った場合に呼び出されます。

scan_statistics.dsAgent からスキャン統計イベントを受け取った場合に呼び出されます。

server_jobexecuted.dsサーバー上のジョブが実行された時に呼び出されます。

server_load.dsサービス機能のいくつかを実行する為に サーバー のバイナリファイルがロードされた時に呼び出されます(サーバー はクライアントの要求に応えません)。

server_start.dsサーバー が起動し、クライアントの要求に応える時に呼び出されます。

server_terminate.dsサーバー がクライアントの要求を完了した時に呼び出されます。

server_unload.dsサーバー がいくつかのサービス機能の実行を完了した時に呼び出されます(サーバーはクライアントの要求に応えませんでした)。

station_connected.dsAgent の接続が成功した時に呼び出されます。

station_create.ds端末の作成が完了した時に呼び出されます。

station_date.ds無効な端末の時間/日付が検出された場合に呼び出されます。

station_deleted.ds端末が削除された場合に呼び出されます。

station_noauth.ds認証エラーによって Agent の接続が拒否された直後に呼び出されます。

station_update_failed.ds — 端末における更新エラーに関するメッセージを Agent から受け取った後に呼び出されます。

station_update_reboot.ds — 更新後に端末の再起動を要求するメッセージを Agent から受け取った後に呼び出されます。

unload_plugin.dsプラグインモジュールがアンロードされた時に呼び出されます。

unload_protocol.dsプロトコルモジュールがアンロードされた時に呼び出されます。

virus.dsAgent からウイルス検出イベントを受け取った場合に呼び出されます。

virusbases.dsAgent がウイルスデータベースに関する情報を送信した時に呼び出されます。