集中管理モードの管理

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysは、集中管理サーバーに接続したり、スタンドアロンモードに戻して、製品を集中管理サーバーから切断したりすることができます。集中管理モードを管理できるページを開くには、設定ページの設定メニューから集中管理という項目を選択します。

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysを集中管理サーバーに接続したり、集中管理サーバーとの接続を切断したりするには、このページの該当するチェックボックスを使用します。

集中管理サーバーとの接続

集中管理サーバーへの接続を試みると、画面にポップアップウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、集中管理サーバーに接続するためのパラメータを指定する必要があります。

図6. 集中管理サーバーとの接続

ウィンドウ上部のドロップダウンリストから、集中管理サーバーとの接続方法を1つ選択します。3つの方法があります。

ファイルから読み込む

手動で設定

自動で検出

ファイルから読み込むオプションを選択した場合は、このウィンドウの該当するフィールドで、接続設定を含むファイルへのパスも指定する必要があります。このファイルはアンチウイルスネットワーク管理者によって提供されます。手動で設定オプションを選択した場合は、集中管理サーバーのアドレスとポートを指定する必要があります。手動で設定または自動で検出オプションでは、サーバーのパブリックキー(ネットワーク管理者またはインターネットサービスプロバイダーによって提供されたもの)を含むファイルへのパスを指定することもできます。

また、集中管理サーバーでの認証用のワークステーション識別子(ID)とパスワードを知っている場合は、認証(任意)セクションでそれらを指定できます。これらのフィールドに入力すると、集中管理サーバーへの接続は、正しいIDとパスワードのペアが入力された場合にのみ成功します。これらのフィールドを空白のままにすると、集中管理サーバーへの接続は、集中管理サーバーによって(サーバーの設定に応じて自動的に、またはアンチウイルスネットワーク管理者によって)承認された場合にのみ確立します。

さらに、ワークステーションを「新規端末」として接続オプションを使用することもできます(新規ユーザーとして接続する場合)。この場合、ワークステーションからの接続に対して集中管理サーバーで新規端末モードが許可されていると、集中管理サーバーはこの接続を承認した後、自動的に一意のIDとパスワードのペアを生成します。その後、コンピューターをサーバーに接続する際はこのペアが使用されます。このモードでは、すでにサーバー上にワークステーションの別のアカウントがある場合でも、集中管理サーバーはワークステーション用に新しいアカウントを生成します。

接続パラメータはアンチウイルスネットワーク管理者またはサービスプロバイダーによって提供された指示に厳密に従って指定してください。

集中管理サーバーに接続するには、すべてのパラメータを指定し、接続をクリックして、接続が確立されるまで待ちます。サーバー接続を確立せずにウィンドウを閉じるには、キャンセルをクリックします。

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysを集中管理サーバーに接続すると、スタンドアロンモードに戻すまで、その動作は集中管理サーバーによって管理されます。Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysが起動されるたびに、集中管理サーバーへの接続が自動的に確立されます。