9.4. インターネットに接続されていないサーバーのリポジトリ更新

アンチウイルス サーバー がインターネットに接続されていない場合、そのリポジトリを手動で更新することが出来ます。通常の方法で更新された他の ESS Server のリポジトリをコピーしてください。

 

この方法はアップグレードには使用できません。

 

サーバー 5.0 以降のバージョンでは GUS サーバーからのアップグレードはできません。

サーバー をアップグレードするには該当するバージョンのインストーラを使い、Dr.Web ESS for Windows®のアップグレード 又は Dr.Web Enterprise Security Suite for UNIX®系OSのアップグレード に記載された一般ルールに従ってアップグレードの手順を実行してください。

 

アンチウイルスソフトウェアを更新するには、以下の手順を実行してください。

1.インターネットに接続されている他のコンピューター上に、Dr.Web Enterprise Serverのインストール に記載された方法でアンチウイルス サーバー ソフトウェアをインストールします。

2.サーバー を2つとも停止させます。

3.アンチウイルスソフトウェアを更新するため、インターネットに接続されている サーバー を syncrepository パラメータで起動させてください。

Windows の場合の例:

"C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin\drwcsd.exe" -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" syncrepository

4.メイン(作業中の) サーバー 上にあるリポジトリのコンテンツを全て、インターネットに接続されている サーバー のリポジトリコンテンツに置き換えます。

Windows var\repository

FreeBSD および Solaris /var/drwcs/repository

Linux /var/opt/drwcs/repository

 

セルフプロテクションが有効になった Agentサーバー コンピューター上にインストールされている場合、リポジトリの更新を開始する前に、Agent 設定で Dr.Web SelfPROtect コンポーネントを無効にする必要があります。

 

5.メイン サーバー がUNIX環境で動作している場合、サーバー のインストール時に作成/選択されたユーザーの、コピーされたレジストリに対する権限を設定する必要があります。

6.メイン サーバー 上で以下のコマンドを実行します。

drwcsd rerepository

Windows 環境では、コマンドライン

"C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin\drwcsd.exe" -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" rerepository

またはスタートメニュー

スタート → すべてのプログラム → DrWeb Enterprise Server → サーバーコントロール → レポジトリのリロード

から実行することが出来ます。

7.メイン サーバー を起動させて下さい。

 

リポジトリ更新前に Dr.Web SelfPROtect コンポーネントを無効にした場合は、更新後に有効にしておくことを推奨します。