3.3.2. アンチウイルスネットワーク |
Dr.Web Control Center のメインメニューで を選択します。ウィンドウの左側にあるコントロールメニューは表示されたウィンドウの情報を閲覧、及び編集するために使用します。 ウィンドウ中央にアンチウイルスネットワークの階層的リストがあります。このリスト(カタログ)はアンチウイルスネットワークエレメントのツリー構造を表しています。この構造内のノードは グループ 、及びそれらのグループ内の ワークステーション です。 階層的リストエレメントで以下のことを実行できます。 ◆該当するエレメント名を左クリックし、グループまたはワークステーションのコントロールメニューを開く(ウィンドウの左側) ◆グループのアイコンを左クリックし、グループの中身を見る
表示されるアイコンはエレメントの種類や状態によって異なります(下の 表参照)。
アンチウイルスネットワークカタログエレメントの管理は階層的リストのツールバーを介して行われます。 階層的リストのツールバーには以下のエレメントが含まれています。 階層的リストの全般的なパラメータを管理します。ドロップダウンリストから対応するアイテムを選択してください。 – 階層的リストからアイテムを削除します。リストからアイテムを選び をクリックします。 – 端末またはグループの設定を Dr.Web Control Center のウィンドウ右側に開きます。 – 選択したグループを、そこに含まれる全てのワークステーションに対するプライマリとして設定します。 – 選択したワークステーションに対するプライマリグループを指定します。グループがワークステーションではなく階層的リスト内から選択された場合、指定されたプライマリグループはこのグループの全てのワークステーションに対して割り当てられます。 – 階層的リスト内で、複数のワークステーションをシングルアカウントで結合します。ワークステーションが複数のアカウントで登録されている場合に使用可能です(端末の結合 参照)。 – 選択したオブジェクトの個別の設定を削除し、 親グループの設定を使用します。グループ内の全てのワークステーションの設定も削除されます。 – ワークステーションまたはグループのキーを指定します。 – ワークステーションのユーザーに通知を送信します(ユーザーに通知を送る 参照)。 – Agent およびアンチウイルスソフトウェアを、選択したワークステーションまたはグループから削除します。 – 選択した端末に Agent をインストールするための ネットワークスキャナ を開きます。このオプションは Agent がアンインストールされている新たに承認された端末が選択された場合のみ有効です。 – 以前に削除した端末を復元することが出来ます(端末の削除と復元 参照)。このオプションは グループの サブグループが選択されていた場合のみ使用可能になります。 新しいワークステーション、或いはグループを追加します。ドロップダウンメニューで該当するアイテムをクリックしてください。 端末の追加 – 新しい端末を追加します(新規ユーザーアカウントの作成 参照)。 グループの追加 – 新しいグループを追加します(グループの作成と削除 参照)。 アンチウイルスネットワーク内のワークステーションに関する共通データをCSV、HTML、XMLファイルに保存することができます。ドロップダウンメニューでファイルフォーマットを選択してください。 リスト内のグループの表示方法を変更します。ドロップダウンリスト内から以下のいずれかを選択してください(グループのアイコンが変更されます。 上の 表 参照)。 – グループは階層的リストに表示されません。 – グループが空の場合は表示されません (ワークステーションを含んでいない場合)。 – グループは常に階層的リストに表示されます。 ワークステーション上のコンポーネントを管理します。ドロップダウンメニュー内から必要な動作を選択してください。 – インストールされたアンチウイルスのコンポーネントを全て更新します(例えば Agent が長い間 サーバー に接続されていない場合など)。詳細は Dr.Web ESS コンポーネントの手動更新 を参照してください。 – 更新されなかったコンポーネントを強制的に同期させることができます。 – 端末のアクティブスキャンを全て停止することができます。特定の種類のスキャンプロセスの終了方法についての詳細は 実行中のコンポーネントを種類ごとに中断 を参照してください。 ドロップダウンメニューから選択したモードで端末をスキャンします。 – このモードでは以下のオブジェクトをスキャンします。 ◆メインメモリ(RAM) ◆全てのディスクのブートセクター ◆オートランオブジェクト ◆ブートセクターのルートディレクトリ ◆Windowsインストールディスクのルートディレクトリ ◆Windowsのシステムディレクトリ ◆My Documentsフォルダ ◆システムの一時ディレクトリ ◆ユーザーの一時ディレクトリ – このモードでは全てのハードディスクおよびリムーバブルディスク(ブートセクター含む)がフルスキャンされます。 – このモードではスキャンするファイルとフォルダを選ぶことができます。 – このモードでは Dr.Web Enterprise Scanner を使用してスキャンが実行されます。 – Mac OS Xファミリー環境で動作する端末を指定されたパラメータでスキャンします。 – UNIX系OS環境で動作する端末を指定されたパラメータでスキャンします。 リストの表示を調整できます。 ◆グループ: • – 端末がメンバーである全てのグループ内に、その端末を表示します(白いフォルダアイコンのグループのみ。上の 表 参照)。フラグがセットされている場合、端末は全てのメンバーグループ内に表示されます。フラグがクリアな場合、端末は一番上の白いフォルダ内にのみ表示されます。 • – アンチウイルスネットワーク内に含まれる全てのグループを表示します。フラグをクリアにした場合、空のグループ(端末を含まない)は全て隠されます。余分なデータを削除する(例えば空のグループが多数ある場合)ときに便利です。 ◆端末: • – 階層的リスト内に端末の独自の識別子を表示します。 • – 階層的リスト内に端末の名前(名前がある場合)を表示します。 • – 階層的リスト内に端末のIPアドレスを表示します。 • – 端末が接続されている Enterprise Server の名前またはアドレスを表示します。 ◆全てのエレメント: • – ワークステーションまたはグループのアイコン上の、個別設定の有無を表すマーカーの表示を有効/無効にします。 • – グループ及び端末の説明の表示を有効/無効にします(説明はエレメントのプロパティ内で設定されています)。 プロパティペイン プロパティペインにはワークステーションのプロパティ、及び設定が表示されます。 プロパティペインを表示するには 1. ツールバー のエレメント → をクリックしてください。 2.Dr.Web Control Center のウィンドウ内右側に端末のプロパティペインが表示されます。このパネルには、、、の設定が含まれています。この設定についての詳細は 端末設定の管理 を参照してください。 |