9.2. Dr.Web ESS コンポーネントの手動更新

 

Dr.Web ESS 及びそのコンポーネントを更新する前に、インターネットへの接続が可能であることを確認してください。インターネットプロトコルが正しく設定されており、DNSサーバー設定が正しく指定されているかどうかをチェックしてください。

 

更新のチェック

更新サーバー上の Dr.Web ESS 製品の更新をチェックするには

1.メインメニューで 管理 を選択し、コントロールメニューで リポジトリの状態 をクリックします。

2.開いたウィンドウ内に全てのコンポーネントの情報に関する情報が表示され、最後に更新された日付、及び現在の状態も指定されます。更新情報のチェック をクリックします。

3.チェックしたコンポーネントが古かった場合、チェックの間に自動的に更新されます。製品はリポジトリの設定に応じて更新されます(はじめに 以降をご覧ください)。

4.チェックの後、更新されたコンポーネントの 最終改定日時 フィールドに現在の日付が入ります。

ソフトウェアの更新

Dr.Web Control Center 経由でアンチウイルス端末のソフトウェアを更新するには

1.メインメニューで ネットワーク を選択し、階層的リストで端末またはグループ名をクリックします。

2.ツールバーで コンポーネントの管理 をクリックしてください。開いたサブメニュー内で必要な強制更新モードを選択して下さい。

エラーが発生したコンポーネントの更新 エラーの状態をリセットし、前回の更新時に失敗したコンポーネントのみを更新します。

すべてのコンポーネントの更新 更新に成功したコンポーネントも含む全てのコンポーネントを強制的に更新します。

 

全てのコンポーネントを強制更新した後は、端末を2回再起動する必要があります。Agent の指示に従ってください。

 

Enterprise Agent を使用しても同じ操作を実行することができます。

Dr.Web Enterprise Agent経由でアンチウイルス端末のソフトウェアを更新するには

1.該当するワークステーションのユーザーにローカルポリシーの変更を許可します(方法は ユーザーパーミッションの設定 をご覧ください)。

2.Agent アイコンのコンテクストメニューで 直ちに再同期 を選択します。

3.表示されたサブメニューで以下の項目を選択します。

失敗したコンポーネントのみ 失敗したコンポーネントのみを更新し、エラーの状態をリセットしたい場合。

全てのコンポーネント 失敗したコンポーネントとその他のコンポーネントの更新を実行したい場合。

重大な更新エラー

Dr.Web Enterprise Agentの操作中に重大なエラーが発生した場合

1.ワークステーションの強制更新を実行してください( Dr.Web ESS コンポーネントの手動更新 参照)。

2.ワークステーション上に保存された Agent 及びアップデータのログを通じてエラーの原因を探ります。デフォルトではどちらのログファイル(drwagntd.log及びdrwupgrade.logAgent インストールフォルダの logs サブフォルダにあります。

3.エラーの原因を取り除きます。

4.ワークステーションの強制更新を再度実行します。