コンポーネントを管理する

メインページでは、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysに含まれるコンポーネントのリストを表示したり、それらの動作を管理したりすることができます。

リスト上にあるDr.Web for UNIX Internet Gatewaysのコンポーネントは、脅威を監視するメインコンポーネントと、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysが正常に動作するよう全体的に管理するサービスコンポーネントの2つのグループに分けられます。メインコンポーネントのリストは、ページ上部に表形式で表示されます(コンポーネントのリストは、ディストリビューション範囲によって異なります)。コンポーネントごとに、以下の情報が表示されます。

1.名前。表示されているコンポーネント名をクリックすると、そのコンポーネントの設定ページが開きます。

2.状態。コンポーネントの状態は、スイッチアイコンとコンポーネントの現在の状態に関するメモによって示されます。スイッチをクリックするだけで、コンポーネントを開始または中断できます。スイッチの状態には次のようなものがあります。

- コンポーネントが無効になっているため、使用されていません。

- コンポーネントが有効になっており、正しく動作しています。

- コンポーネントは有効になっていますが、エラーにより動作していません。

コンポーネントの動作中にエラーが発生した場合は、コンポーネントの状態に関するメモではなく、エラーメッセージが表示されます。アイコンをクリックすると、発生したエラーに関する詳細情報とエラーを解決するための推奨事項がウィンドウに表示されます。

3.読み込み。過去1分間、5分間、15分間に、コンポーネントによって1秒間に処理されたファイルの平均数がそれぞれ表示されます(3つの数字がスラッシュ「/」で区切られて表示されます)。

4.エラー。過去1分間、5分間、15分間にコンポーネントで1秒間に検出されたエラーの平均数がそれぞれ表示されます(3つの数字がスラッシュ「/」で区切られて表示されます)。

ツールチップを表示するには、アイコンの上にカーソルを置きます。

メインコンポーネントに関する情報がまとめられた表の下に、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysのサービスコンポーネント(スキャンエンジンファイルスキャンコンポーネントなど)がタイル表示されます。サービスコンポーネントごとに、その状態と動作統計も表示されます。これらのコンポーネントの設定ページを開くには、目的のコンポーネントの名前をクリックします。通常、これらのコンポーネントは必要に応じて自動的に起動または停止されます。ユーザーによって手動で起動および停止される可能性があるサービスコンポーネントについては、名前と動作統計の他に、コンポーネントを起動および停止するためのスイッチも、該当するサービスコンポーネントのタイルに表示されます。

ページの下部には、ウイルスデータベースが最新かどうかという情報と、ライセンス情報が表示されます。ウイルスデータベースを強制的に更新するには、更新をクリックします。更新ボタン(またはライセンスの現在の状態によってはライセンスを有効化ボタン)をクリックすると、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysに対して有効なキーファイルをライセンスサーバーにアップロードしてライセンスを更新または有効化できます。