[Reports]セクション

[Reports]セクションでは、プラグインの動作に関するレポートの作成および送信についての設定が定義されています。

Send = {Yes | No}

レポートを送信するかどうかの指定です。このパラメータの値は全てのクライアントがデフォルトとして使用し、各クライアントに対して個別に指定することが出来ます(ReportsSendという名称になります)。

デフォルト値:

Send = Yes

SendTimes = {time}

レポートのスケジュール指定です。

シンタックスは以下のようになります。

hour:minute:second[-period] - 毎日指定された時間にレポートを送信
Nw/hour:minute:second[-period] - 毎週N番目の曜日(0 -日曜日、 1 -月曜日、2 -火曜日など)の指定された時間にレポートを送信
Nm/hour:minute:second[-period] - 毎月N番目の日の指定された時間にレポートを送信

期間が指定されていた場合({time}書式)、その期間がレポートの対象となります。特に指定が無い場合は24時間になります。

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SendTimes = 00:00:00-24h, 1w/00:00:00-7d, 2M/21:23:32-31d

この場合、日々のレポートは深夜0時に、週次のレポートは毎週月曜日の深夜0時に、月次のレポートは毎月2日の21:23:32にそれぞれ配信されます。

このパラメータの値は全てのクライアントがデフォルトとして使用し、各クライアントに対して個別に指定することが出来ます(ReportsSendTimesという名称になります)。

デフォルト値:

SendTimes = 24h

Mail = {e-mail address}

レポートメールを送信する宛先の指定です。指定されていない場合、[Notifier]セクションのAdminMailパラメータ値で指定されたメールアドレスが使用されます。カンマで区切って、複数のパラメータを指定することが出来ます。

このパラメータの値は全てのクライアントがデフォルトとして使用し、各クライアントに対して個別に指定することが出来ます(ReportsMailという名称になります)。

ReportsMailパラメータ値が設定されている場合、レポートはAdminMailパラメータで指定されているアドレスには送信されませんのでご注意ください。

Mail =

Names = {list of plug-ins}

レポートに処理結果を含めるプラグインの一覧です。書式:plug-in_name1, plug-in_name2, ... .

パラメータ値が設定されていない場合、[Filters]セクションのBeforeQueueFilterおよびAfterQueueFilterパラメータ値で指定されたプラグインが対象となります。

このパラメータの値は全てのクライアントがデフォルトとして使用し、各クライアントに対して個別に指定することが出来ます(ReportsNamesという名称になります)。

Names =

TopListSize = {integer}

検出されたオブジェクトとそれらを送信したアドレスの上位件数の指定です。パラメータ値は各リスト上の掲載数を指定します。0を指定した場合はトップリストが作成されず、-1を指定した場合はリストの件数が無制限になります。

このパラメータの値は全てのクライアントがデフォルトとして使用し、各クライアントに対して個別に指定することが出来ます(ReportsTopListSizeという名称になります)。

TopListSize = 20

MaxStoreInDbPeriod = {time}

レポート用データベースに統計情報を保存しておく最大の期間の指定です。0を指定した場合、データは削除されません。

MaxStoreInDbPeriod = 31d

CheckForRemovePeriod = {time}

レポート用データベースから古いデータを削除するためのチェック間隔の指定です。

CheckForRemovePeriod = 5m

Dr.Web MailD設定ファイルには、プラグインの動作に関するレポートの作成、およびSuper-Administratorへの送信についての追加パラメータが含まれています。

GeneralSend = {Yes | No}

Super-Administratorへの一般レポートの送信の指定です。レポート内には全てのクライアントに関する統計情報、および全てのプラグインに関する一般統計情報がデフォルトで表示されています。 一般レポートの設定には全て Generalプレフィックスが付きます。

GeneralSend = Yes

GeneralSendTimes = {time}

Super-Administratorへ一般レポートを送信するタイムテーブルの指定です。シンタックスは以下の通りです。

hour:minute:second[-period] - 毎日指定された時間にレポートを送信
Nw/hour:minute:second[-period] - 毎週N番目の曜日(0 -日曜日、 1 -月曜日、2 -火曜日など)の指定された時間にレポートを送信
Nm/hour:minute:second[-period] - 毎月N番目の日の指定された時間にレポートを送信

期間が指定されていた場合、その期間がレポートの対象となります。特に指定が無い場合は24時間になります。

デフォルト値:

GeneralSendTimes = 00:00:00

GeneralClientFilter = {regular  expression}

レポートを準備する際のクライアントのフィルタリングに関する指定です。空でないパラメータ値は正規表現です。この値がクライアントの識別子と比べられ、一致した場合、そのクライアントに関する情報はレポートに含まれます。一般統計情報には全てのクライアントに関する情報が含まれます。

GeneralClientFilter =

GeneralTotalStat = {Yes | No}

一般レポートに含まれている各プラグインに関する情報の指定です。

GeneralTotalStat = Yes

GeneralMail = {e-mail address}

Super-Administratorへのレポート送信に使用するアドレスの指定です。

GeneralMail =

GeneralNames = {list of plug-in modules}

Super-Administratorへのレポートに処理結果を含めるプラグインの一覧です。書式:plug-in_name1, plug-in_name2, ... .

 

パラメータ値が設定されていない場合、[Filters]セクションのBeforeQueueFilterおよびAfterQueueFilterパラメータ値で指定されたプラグインが対象となります。

GeneralNames = drweb1, drweb2

GeneralTopListSize = {number}

検出されたオブジェクトの数とSuper-Administratorへのレポート内に表示されるアドレスの指定です。

GeneralTopListSize = 20