統計情報

Dr.Web MailDの動作中に一般統計、およびブロックしたメッセージに関する統計の2つのタイプの統計情報を収集することが出来ます。

一般統計情報にはDr.Webソフトウェアの一般的動作に関する情報(検査されたメッセージの数とサイズ、スパムメッセージの数など)が含まれています。ブロックしたメッセージに関する統計情報には、ブロックした特定のメッセージおよび悪意のあるその内容が含まれています。

全ての統計情報は内部データベースに保存されます。一般統計情報は内部キャッシュに収集され、5分ごとにDBに保存されます。drweb-maildモジュールに障害が発生した場合、統計情報の一部が失われる場合があります。ブロックしたメッセージに関する統計情報は直接DBに保存され、必要に応じてエクスポートすることが出来ます。コントロールソケットの特別なコマンドを使用して統計情報に関する詳細を受信することが出来ます。

[Stat] セクションDetailパラメータ、および各クライアントに対するルール内で指定するStatDetailパラメータ経由で設定することが出来るログの詳細レベルがあります。

Stat off は統計情報の収集を無効にし、Dr.Web for UNIX mail serversの動作性能を向上させます。その結果、統計情報のエクスポートおよびレポートの送信は行いません。
Stat low はソフトウェア全体の動作に関する統計情報の収集、クライアントの動作に関する統計情報の収集を有効にします。その結果、統計情報をエクスポート、およびレポートを送信することが出来ます。
Stat medium は、設定内でこの機能が無効にされていないグループに関する統計情報の収集を可能にします。グループ統計情報へのアクセスはコントロールソケット経由かウェブインターフェース経由で行うことが出来ます。
Stat high は、設定内でこの機能が無効にされていない内部データベース内にリストアップされた全てのユーザに関する統計情報の収集を可能にします。ユーザ統計情報へのアクセスはコントロールソケット経由かウェブインターフェース経由で行うことが出来ます。