パーソナルインストールパッケージを使用したDr.Web Agentのインストール

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パーソナルインストールパッケージを使用して保護する端末上にDr.Web Agentをインストールするには:

1.Control Center を介して Server 上で新しいユーザーの アカウントの作成 を行う。

2.ユーザーが直接 Dr.Web Agent ソフトウェアのインストールを行う場合、コンピューターまたはモバイルデバイスのOSに対応した Dr.Web Agent インストールパッケージのリンクをユーザーに送信します。Windows以外のOSを搭載した端末上でインストールを実行する場合、Dr.Web Server 接続パラメータを含んだ設定ファイルも送信する必要があります(新規ユーザーアカウントの作成 の手順11参照)。

インストールファイルおよび設定ファイルインストールファイルの送信 機能(管理者マニュアルインストールファイルの送信 参照)を使用してEメールで簡単に送ることができます。

3.Dr.Web Agent をワークステーション上にインストールします。

ワークステーション上でのDr.Web Agentのローカルインストールについては、該当するOSのユーザーマニュアルを参照してください。

Dr.Web Agentのインストールはコンピューターの管理権限を持つユーザーが行ってください。

 

ワークステーション上にアンチウイルスソフトウェアが既にインストールされていた場合、インストーラはインストールを開始する前にその削除を試みます。削除に失敗した場合、ユーザーが手動でアンチウイルスソフトウェアを削除する必要があります。

 

4.端末上で直接 Dr.Web Server への 接続パラメータを設定 します。

新規ユーザーアカウントの作成

ユーザーアカウントの作成には Dr.Web Security Control Center を使用します。

アカウントの作成時には、Control Center の次のセクション内で指定される Server の名前に注意してください:

1.管理 → Webサーバーの設定Server フィールド(webmin.conf 設定ファイルの <server-name /> パラメータに保存されています): このパラメータは Agent インストールパッケージのリンクを生成する際に使用されます。
このパラメータの値が指定されなかった場合、Agent のインストーラをダウンロードするためのリンクを生成する Server 名には、Control Center が開かれているコンピューターのDNS名(可能な場合)またはIPアドレスが使用されます。

2.管理 → Dr.Web Serverの設定 ネットワーク タブ →ダウンロード タブ → Server フィールド(download.conf 設定ファイルの<name />パラメータに保存されています):このパラメータは Agent インストールパッケージ内で指定され、インストール中に Agent が接続する Server を決定します。
このパラメータの値が指定されなかった場合、Agent インストールパッケージの作成中にControl Center が接続されている Server の名前が使用されます。この場合、Control Center はアカウントを作成したドメインのIPアドレスを使用して Server に接続される必要があります(Server アドレスにはループバックアドレス(127.0.0.1)を使用しないようにしてください)。

Dr.Web Security Control Center経由で新規ユーザーを作成する方法は以下のとおりです:

1.Control Center のメインメニューで アンチウイルスネットワーク を選択します。

2.ツールバーで 端末またはグループを追加します をクリックし、開いたサブメニュー内で 端末の作成 を選択します。Dr.Web Security Control Center ウィンドウ内の右側に、新規ユーザーアカウントを作成するためのウィンドウが開きます。

3.ナンバー 入力フィールドで、作成するアカウントの数を指定します。

4.ID フィールドで、作成される端末のユニークなIDが自動的に作成されます。必要に応じて編集することも可能です。

5.名称 フィールドで、端末名を指定します。この端末名がアンチウイルスネットワークの階層的リスト内に表示されるようになります。端末がServerと接続された後、この名前はローカルで指定された端末名に自動的に変更されます。

6.パスワード および パスワードの再入力 フィールドで、Serverにアクセスするためのパスワードを指定します。

複数のアカウントを作成する場合、ID名称パスワードパスワードの再入力)フィールドは自動的に設定され、端末の作成段階では変更することができません。

7.説明フィールドで、カスタマーに関する追加の情報を指定します。このパラメータは任意です。

8.グループ セクションで、作成される端末が含まれるグループを指定します。

所属グループ リスト内で、端末を含めるユーザーグループのリストを作成することができます。
デフォルトでは、端末はEveryone グループに含まれます。カスタムグループの使用が可能な場合は、端末をそれらのグループに含めることができます(グループの数に制限はありません)。その場合、所属グループ リスト内で該当するユーザーグループ名の横にあるチェックボックスにチェックを入れてください。

Everyone グループおよびプライマリグループから端末を削除することはできません。

作成中の端末にプライマリグループを設定するには、所属グループ リスト内で該当するグループのアイコンをクリックします。グループアイコンに 1 が表示されます。

9.必要に応じて、セキュリティ セクションのパラメータを指定します。このセクションのパラメータに関する詳細は 管理者マニュアルセキュリティ を参照してください。

10.必要に応じて、場所セクションのパラメータを指定します。

11.右上端にある 保存 をクリックします。新規端末の作成に関するウィンドウが開きます。ウィンドウ内には端末のIDと次のリンクが含まれています:

インストールファイル - この端末用のAgentインストーラをダウンロードするためのリンクが含まれています。

新しい端末が作成された直後から、その端末のOSが指定されるまでの間、インストールパッケージのダウンロードセクション内には Dr.Web Enterprise Security Suite のサポートする全てのOSに対して個別にリンクが提供されます。

 

Windows以外のOS向けインストールパッケージを取得するには、最初に Dr.Web Server の エクストラ・ディストリビューションキットをインストール する必要があります。

設定ファイル - Android、Linux、OS X搭載端末が Dr.Web Server に接続するための設定を含んだファイルをダウンロードするためのリンクが含まれています。

パスワード - 端末が Server にアクセスするためのパスワードが含まれています。 パスワードを表示するには をクリックしてください。

Agentインストールパッケージをダウンロードするためのリンクは以下の方法でも入手可能です:

端末作成後にそのプロパティ内で

階層的リストから選択された端末の選択したオブジェクトセクション内で

インストールファイルもご覧ください。

このウィンドウには、Dr.Web Security Control Center経由でのDr.Web Agentソフトウェアのリモートインストール を行うための インストール ボタンも含まれています。

12.ワークステーションへの Dr.Web Anti-virus のインストールについては該当するOS用の ユーザーマニュアル をご覧ください。

Dr.Web Serverとの接続パラメータ設定

Windows OS端末

インストールパッケージを使用してWindows端末上に Dr.Web Agent をインストールした後は、追加の設定は必要ありません。Server との接続パラメータおよび Server での端末承認のパラメータはインストールパッケージに含まれています。Agent のインストール完了後、端末は自動的に Server と接続されます。

Android OS搭載端末

1.モバイルデバイスのホーム画面で Dr.Web Anti-virus アプリケーションメニューを開き、 設定 を選択します。

2.モードセクションのDr.Web - 設定スクリーンでDr.Web Agentにチェックを入れます。

3.IPアドレスやServer上での認証パラメータなどServerとの接続に必要な設定はinstall.cfg設定ファイルから自動的に取得されます。

このファイルを使用するには、SDカードの1番上のネスティングレベルにあるフォルダに保存してください。ファイルがデバイス上にダウンロードされると接続設定のフィールドが自動的に埋まります。

4.接続 をタップします。

OS X搭載端末

1.Dr.Web Anti-virus アプリケーションメニューで 環境設定 をクリックし、モード を選択します。

2.集中管理モードを使用するチェックボックスにチェックを入れてください。

3.IPアドレスやServer上での認証パラメータなどServerとの接続に必要な設定はinstall.cfg設定ファイルから自動的に取得されます。

このファイルを使用するには:

a)ライセンスマネージャーで 他の種類の有効化 をクリックします。

b)開いたウィンドウ内に設定ファイルをドラッグするか、または点線枠内をクリックしてファイルを選択します。

ファイルがマウントされると、接続設定のフィールドが自動的に埋まります。

Linux系OS搭載端末

1.Dr.Web for Linux アプリケーションメニューで Preferences をクリックし、Mode を選択します。

2.Enable central protection modeチェックボックスにチェックを入れてください。

3.ドロップダウンリストから Load from file オプションを選択し、install.cfg設定ファイルへのパスを指定してください。これにより、IPアドレスやServer上での認証パラメータなどServerとの接続に必要な設定が自動的に指定されます。

4.Connect をクリックします。