Dr.Web Firewallの設定

 

注意

設定 ウィンドウ内で Dr.Web の設定をパスワードで保護する が有効になっている場合、Firewall の設定にアクセスする際にパスワードを入力する必要があります。

 

Firewall の使用を開始するには、次の設定が必要です。

動作モードを選択する

許可するアプリケーションの リストを設定 する

既知のネットワークに対するパラメータを設定する

デフォルトでは、Firewall は既知のアプリケーションに対するルールを自動的に作成します。イベントのロギングは動作モードに関係なく行われます。

デフォルトの設定は多くの場合に最適なものとなっています。必要のない限り変更しないようにしてください。

お使いのコンピューター上のアプリケーションが相互に接続すること(コンピューター上にあるアプリケーション間の無制限な接続)を許可するには ローカル接続を許可 を有効にしてください。このタイプの接続に対してルールが適用されなくなります。ネットワーク経由で行われる接続、およびコンピューター内で行われる接続の両方に対してルールを適用したい場合はチェックを外してください。

 

動作モードの設定

以下の動作モードの内いずれかを選択してください。

未知の接続を許可 – フリーアクセスモード。未知のアプリケーションからのネットワークへのアクセスを全て許可します。

既知のアプリケーションに対するルールを自動的に作成(デフォルト) トレーニングモード既知のアプリケーションに対するルールが自動的に作成されます。

インタラクティブモード –学習モードFirewall の動作をユーザーが管理します。

未知の接続をブロック – アクセスを制限するモード。Firewall にとって未知の接続を全てブロックします。既知の接続に対しては適切なルールが適用されます。

トレーニングモード

このモードでは、既知のアプリケーションに対するルールが自動的に作成されます。その他のアプリケーションに対する Firewall の動作はユーザーによって管理されます(未知の接続を手動で許可またはブロック、新しいルールを作成することができます)。

ユーザーアプリケーションまたはオペレーティングシステムからネットワークへの接続が試行された場合、Firewall はそれらのアプリケーションに対するフィルタリングルールセットが設定されているかどうかを確認します。ルールが設定されていない場合、一時的なソリューションを選択するか、または同様の接続を検出するたびに繰り返し適用されるルールを作成するようユーザーに提案します。

デフォルトではこのモードが適用されます。

 

インタラクティブモード

このモードでは、未知の接続を検出した際の Firewall の動作をユーザーによって完全に管理します。これにより、コンピューターで作業を行っている間にプログラムの学習が行われます。

ユーザーアプリケーションまたはオペレーティングシステムからネットワークへの接続が試行された場合、Firewall はそれらのアプリケーションに対するフィルタリングルールセットが設定されているかどうかを確認します。ルールが設定されていない場合、一時的なソリューションを選択するか、または同様の接続を検出するたびに繰り返し適用されるルールを作成するようユーザーに提案します。

 

未知の接続をブロック

このモードでは、未知のアプリケーションからの、インターネットも含めたネットワークリソースへの接続を全てブロックします。

ユーザーアプリケーションまたはオペレーティングシステムからネットワークへの接続が試行された場合、Firewall はそれらのアプリケーションに対するフィルタリングルールセットが設定されているかどうかを確認します。ルールが設定されていない場合、ユーザーに対する通知を表示せずにアプリケーションのネットワークアクセスをブロックします。ルールが設定されている場合は、指定されているアクションに従って接続を処理します。

 

未知の接続を許可

このモードでは、未知のアプリケーションからの、インターネットも含めたネットワークリソースへの接続を全て許可します。接続試行の検出に関する通知は表示されません。