ウイルス検出時のアクション

デフォルトでは、Dr.Web Scanner は既知のウイルスまたは疑わしいオブジェクトが検出された際に通知を行います。駆除 をクリックすると、検出された複数の脅威を同時に駆除することができます。Scanner は推奨されるデフォルトのアクションを検出された全ての脅威に対して適用します。またはそれぞれの脅威に対して個別の手順を実行したり、デフォルトのアクションを変更することも可能です。まず感染したオブジェクトの修復を試み、修復不可能だった場合は削除します。

アイテムをクリックすると詳細を見ることができます

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アクションの選択

1.必要な場合、アクション フィールド内のドロップダウンリストからアクションを選択してください。デフォルトでは、Dr.Web Scannerは検出された脅威の種類ごとに推奨されるアクションを選択します。
2.駆除 をクリックします。Dr.Web Scanner検出された脅威に対して、選択された全てのアクションを適用します。

 

注意

疑わしいオブジェクトは 隔離 に移されます。そのようなオブジェクトは解析の為 Doctor Webのウイルスラボに送信してください。ファイルを送信するには、隔離 ウィンドウ内で右クリックし Doctor Webウイルスラボに疑わしいファイルを送信 を選択します。

 

以下の制限があります。

疑わしいオブジェクトの修復はできません。
ファイル以外のオブジェクト(ブートセクターなど)の隔離、名前の変更、または削除はできません。
アーカイブ内、コンテナ内、メール添付内のファイルに対してはいかなるアクションも行うことができません。この場合、アクションはオブジェクト全体に対して行われます。

プログラムの動作に関する詳細なログが %allusersprofile%\Application Data\Doctor Web\Logs\ フォルダ(Windows 7では %allusersprofile%\Doctor Web\Logs\ )内にある dwscanner.log ファイルに保存されます。ログファイルを定期的に確認することをお勧めします。

オプション

説明

ファイル名

この列には感染、もしくは疑わしいオブジェクトのファイル名が表示されます(ファイルに感染している場合はファイル名、ブートセクターに感染している場合は ブートセクター、ハードぢライブのMBRに感染している場合は マスターブートレコード と表示されます)。

脅威

この行には、Dr.Web によって分類されたウイルス、もしくは亜種の名前がリストアップされます(亜種とは既知のウイルスのコードに変更が加わっているようなウイルスで、スキャナで検知はされるが修復アルゴリズムが適用できないものを指します)。疑わしいオブジェクトはヒューリスティック解析での分類で、感染の可能性があると判定されたオブジェクトです。

アクション

検知された各脅威に対するアクションを選択します。デフォルトでは Dr.Web Scanner が最適なアクションを設定しています。

パス

ファイルのフルパス

 

注意

メインタブ 脅威に対してアクションを自動的に適用 にチェックが入っている場合は Dr.Web Scanner が自動的に駆除を行います。