Dr.Web SNMPD

Dr.Web SNMPDは、SNMPプロトコルを実行するモニタリングシステムにDr.Web for UNIX Internet Gatewaysを統合するよう設計されたSNMPエージェントです。この統合により、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysのコンポーネントのステータスを追跡したり、脅威の検出と駆除に関する統計を収集したりできます。このエージェントのサポートにより、モニタリングシステムまたはSNMPマネージャーに以下の情報が提供されます。

任意のDr.Web for UNIX Internet Gatewaysコンポーネントのステータス。

検出されたさまざまなタイプの脅威の数(Dr.Web分類に対応)。

さらに、エージェントは、脅威を検出したときと検出された脅威の駆除が失敗したときにSNMPトラップ通知を送信します。エージェントはSNMPプロトコルバージョン2cおよび3をサポートします。

エージェントが送信できる情報の説明は、Doctor Webによって作成されたMIB(管理情報ベース)の特別なセクションに格納されています。UNIX系オペレーティングシステム用にDr.Webが定義したMIBセクションには、以下の情報が指定されています。

1.脅威の検出と駆除、Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysコンポーネントに関連するエラーに関するSNMPトラップ通知のフォーマット。

2.Dr.Web for UNIX Internet Gateways操作の統計。

3.Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysコンポーネントのステータス。

SNMPプロトコルを介して取得できる情報の詳細については、対応するセクションを参照してください。

 

詳細:

動作原理

コマンドライン引数

設定パラメータ

SNMPモニタリングシステムとの統合

Dr.Web SNMP MIB