コマンドライン引数

設定デーモンDr.Web ConfigDを実行するには、コマンドラインに次のコマンドを入力します。

$ <opt_dir>/bin/drweb-configd [<parameters>]

設定デーモンDr.Web ConfigDは、以下のオプションを処理できます。

パラメータ

説明

--help

機能:コマンドラインパラメータに関する簡単なヘルプ情報をコンソールまたはターミナルエミュレーターに出力し、完了時に終了します。

短縮形:-h

引数:なし

--version

機能:このコンポーネントのバージョンに関する情報をコンソールまたはターミナルエミュレーターに出力し、完了後に終了します。

短縮形:-v

引数:なし

--config

説明:指定した設定ファイルを今後の操作に使用します。

短縮形:-c

引数:<path to the file> - 使用する設定ファイルへのパス。

--daemonize

説明:コンポーネントをデーモンモードで実行します。

短縮形:-d

引数:なし

--pid-file

説明:指定されたPIDファイルを今後の操作に使用します。

短縮形:-p

引数:<path to the file> - プロセスID(PID)の保存先ファイルへのパス。

例:

$ /opt/drweb.com/bin/drweb-configd -d -c /etc/opt/drweb.com/drweb.ini

このコマンドはDr.Web ConfigDを、/etc/opt/drweb.com/drweb.iniの設定ファイルを使用するデーモンとして実行します。

スタートアップノート

Dr.Web for UNIX Internet Gatewaysの操作を有効にするには、Dr.Web ConfigDをデーモンとして実行する必要があります。通常は、Dr.Web ConfigDはOSの起動時に自動的に起動されます。そのため、Dr.Web ConfigDは、標準のOSディレクトリ(GNU/Linuxの場合は/etc/init.d/、FreeBSDの場合は/usr/local/etc/rc.d/)にある標準管理スクリプトdrweb-configdと一緒に保存されます。コンポーネントの動作を管理するには、Dr.Web for UNIX Internet Gateways用のコマンドラインベース管理ツールDr.Web Ctlを使用できます(これはdrweb-ctlコマンドを使用して呼び出されます)。

コマンドラインから製品のこのコンポーネントに関するドキュメントをリクエストするには、man 1 drweb-configdコマンドを使用します。