[Oracle]セクション

[Oracle]セクションには、Dr.Web MailDとOracleデータベース間の連携を確立、維持する為の設定が定義されています。

Lib = {path to file}

Oracle OTLバージョン8以降をサポートするライブラリへのパスの指定です。ライブラリはスレッドサポートで作成されている必要があります。ライブラリはdlopenシステムコールを使用して配置されます(該当のマニュアルを参照してください)。現在のバージョンでは、SIGHUPシグナルでは変更が反映されません。

デフォルト値:

Lib =

ConnectData = {string}

Oracleデータベースへの接続用パラメータの指定です。以下の2つの書式を使用することが出来ます。

USER/PASSWORD/@DSN
DSN=value;UID=value;PWD=value

Oracleとの動作を開始するには、少なくともDSN値が指定されている必要があります。このパラメータ値は個別の外部参照設定内で指定することも出来ます。

デフォルト値:

ConnectData =

SizeLimit = {string}

データベースの1リクエストに対して受け取る処理結果の最大数です。パラメータ値が0に設定されている場合、制限はありません。このパラメータ値は個別の外部参照設定内で指定することも出来ます。

デフォルト値:

SizeLimit = 0

SkipDomains = {LookupsLite}

データベースを参照しないドメインリストの指定です。このパラメータによって全体のパフォーマンスが向上し、サーバ負荷が大幅に軽減されます。このパラメータ値は個別の外部参照設定内で指定することも出来ます。

デフォルト値:

SkipDomains =