Dr.WebESSのDBMSの種類を変更する

Windows では

1.Enterprise Server を停止します(Dr.Web Enterprise Server の起動と停止 参照)。

2.データベースの中身をファイルにエクスポートするためにexportdbオプションパラメータを使ってdrwcsd.exeを実行します。コマンドライン(Windows向け)は次のようになります。

"C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin\drwcsd.exe" -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" -var-root="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\var" -verbosity=all exportdb D:\esbase.es

Enterprise ServerC:\Program Files\DrWeb Enterprise Serverフォルダにインストールされ、データベースはディスクDのルート内にある esbase.es ファイルにエクスポートされるものとみなされます。上記のラインをクリップボードにコピーし、cmd ファイルにペーストしてファイルを実行してください。

ファイルへのパス(またはファイル名)にスペース、或いはアルファベット以外の文字が含まれている場合、パスは引用符で囲まれている必要があります。

"D:\long name\esbase.es"

3.Enterprise Server を起動し、Dr.Web Control Centerサーバー に接続します。他のDBMSを使うように サーバー を設定します。サーバー の再起動をキャンセルしてください。

4.Enterprise Server を停止しますDr.Web Enterprise Server の起動と停止 参照)

5.新しいデータベースを初期化する為に、initdbオプションパラメータを使ってdrwcsd.exeを実行します。コマンドラインは次のようになります。

"C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin\drwcsd.exe" -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" -var-root="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\var" -verbosity=all initdb D:\Keys\agent.key - - root

サーバーC:\Program Files\DrWeb Enterprise Serverフォルダにインストールされ、agent.keyD:\Keys内にあるとみなされます。このラインをクリップボートにコピーし、cmd ファイルにペーストしてファイルを実行してください。

ファイルへのパス(またはファイル名)にスペース、或いはアルファベット以外の文字が含まれている場合、パスは引用符で囲まれている必要があります。

"D:\long name\agent.key"

6.ファイルからデータベースをインポートする為に、importdbオプションパラメータを使ってdrwcsd.exeを実行します。コマンドラインは次のようになります。

"C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\bin\drwcsd.exe" -home="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server" -var-root="C:\Program Files\DrWeb Enterprise Server\var" -verbosity=all importdb D:\esbase.es

このラインをクリップボードにコピーし、cmd ファイルにペーストしてファイルを実行してください。

7.Enterprise Server を起動しますDr.Web Enterprise Server の起動と停止 参照)

UNIXでは

1.次のスクリプトを使用して、または Dr.Web Control Center 経由(Solaris以外)で Enterprise Server を停止します。

Linux および Solaris:

/etc/init.d/drwcsd stop

FreeBSD:

/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh stop

2.データベースをファイルにエクスポートする為にexportdbオプションパラメータを使って サーバー を起動します。サーバー インストールフォルダのコマンドラインは次のようになります。

Linux:

"/etc/init.d/drwcsd exportdb /var/esbase.es"

Solaris:

"/etc/init.d/drwcsd exportdb /var/drwcs/etc/esbase.es"

FreeBSD:

"/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh exportdb /var/drwcs/esbase.es"

データベースは指定されたフォルダ内にある esbase.es にエクスポートされるものと見なされます。

3.次のスクリプトを使って Enterprise Server を起動します。

Linux および Solaris:

/etc/init.d/drwcsd start

FreeBSD:

/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh start

Dr.Web Control Center サーバー に接続し、他のデータベースを使用するよう Dr.Web Control Center 経由で サーバー を設定します。管理 Dr.Web Enterprise サーバの設定 データベース タブ

 

サーバー 設定ファイルdrwcsd.conf を直接編集することで、他のデータベース/DBMSを使うように サーバー を再設定することも出来ます。そのためには、現在のデータベースに関するエントリをコメント/削除し、新しいデータベースを入力する必要があります(詳細は G1. Dr.Web Enterprise Server 設定ファイル  をご覧ください)。

 

サーバー を再起動するよう促されますが、拒否してください。

4.Enterprise Server を停止します(step 1参照)。

5.新しいデータベースを初期化する為に、initdbオプションパラメータを使ってdrwcsdを実行します。コマンドラインは次のようになります。

Linux および Solaris:

"/etc/init.d/drwcsd initdb /root/keys/agent.key - - root"

FreeBSD:

"/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh initdb /root/keys/agent.key - - root"

agent.key/root/keysフォルダ内にあるものと見なされます。

6.ファイルからデータベースをインポートする為に、importdbオプションパラメータを使ってdrwcsd を実行します。コマンドラインは次のようになります。

Linux および Solaris:

"/etc/init.d/drwcsd importdb /var/esbase.es"

Solaris:

"/etc/init.d/drwcsd importdb /var/drwcs/etc/esbase.es"

FreeBSD:

"/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh importdb /var/esbase.es"

7.Enterprise Server を起動します(step 3参照)。

 

サーバー 起動時にパラメータを変更したい場合(サーバー インストールフォルダを指定、ログレベルを変更など)、起動スクリプトを編集する必要があります。

FreeBSD: /usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh

Linux および Solaris: /etc/init.d/drwcsd