付録 D. 通知システムテンプレートのパラメータ |
メッセージのテキスト(メール、またはWindows Messengerで送信される)は、テンプレートファイルに基づいてテンプレートプロセッサと名前の付いた サーバー コンポーネントによって作成されます。
テンプレートファイルは中括弧で囲まれたテキストと変数から成っています。テンプレートファイルを編集する際には以下の変数を使用することができます。
変数 ◆{<VAR>} – <VAR> 変数の現在の値の代わりになります。 ◆{<VAR>:<N>} – <VAR> 変数の最初の<N> 記号です。 ◆{<VAR>:<first>:<N>} – 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、右側に空白を置いて補います。 ◆{<VAR>:<first>:-<N>} – 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、左側に空白を置いて補います。 ◆{<VAR>/<original1>/<replace1>[/<original2>/<replace2>]} – <VAR> 変数の指定されたキャラクタを別のキャラクタに置き換えます。<original1> は<replace1> に置き換えられ、<original2> は<replace2> に置き換えられます。 置き換えるペアの数に制限はありません。 通知の変数
システム変数 (件名、ヘッダーで使用可能) ◆SYS.TIME — システムの現在の時間 ◆SYS.DATE — システムの現在の日付 ◆SYS.DATETIME — システムの現在の日時 ◆SYS.VERSION — サーバー バージョン ◆SYS.BUILD — サーバー が構築された日付 ◆SYS.PLATFORM — サーバー プラットフォーム ◆SYS.PLATFORM.SHORT — SYS.PLATFORMの短い変数 ◆SYS.OS — サーバー のOS名 ◆SYS.BRANCH — システムバージョン(サーバー 及び Agent) ◆SYS.SERVER — 製品名(Dr.Web Enterprise Server) 環境変数は、ENV.プレフィックス(プレフィックスの終わりにはピリオドが付きます)の付いた環境内で指定された変数と同じ名前を持っています。 メッセージの共通変数(Agent) ◆GEN.LoginTime — 端末のログイン時間 ◆GEN.StationAddress — 端末のアドレス ◆GEN.StationID — 端末のUUID ◆GEN.StationName — 端末名 メッセージの共通変数 (Dr.Web Enterprise Server の更新サブシステム) ◆GEN.CurrentRevision –– 現在のバージョンの識別子 ◆GEN.NextRevision –– 更新したバージョンの識別子 ◆GEN.Folder –– プロダクトのあるフォルダ ◆GEN.Product –– プロダクト記述 メッセージの種類別変数 (Agent) Administrator_Authorization_Failed: ◆MSG.Login — ログイン ◆MSG.Address — Dr.Web Control Center ネットワークアドレス Approved_Newbie: ◆MSG.AdminName — 管理者名 ◆MSG.AdminAddress — Dr.Web Control Center のアドレス AutoApproved_Newbie: 使用可能な変数はありません Awaiting_Approval: 使用可能な変数はありません Cannot_Add_Station: ◆MSG.ID — 端末 UUID Connection_Terminated_Abnormally: ◆MSG.Reason — 中断の理由 Infection: ◆MSG.Component — コンポーネントの名前 ◆MSG.RunBy — コンポーネントを起動したユーザー ◆MSG.ServerTime — イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時) ◆MSG.ObjectName — 感染したオブジェクトの名前 ◆MSG.ObjectOwner — 感染したオブジェクトのオーナー ◆MSG.InfectionType — 感染の種類 ◆MSG.Virus — ウイルスの名前 ◆MSG.Action — 修復のアクション Installation_Bad: ◆MSG.Error — エラーメッセージ Installation_OK: 使用可能な変数はありません License_Limit: ◆MSG.Used — ベース内の端末数 ◆MSG.Licensed — ライセンスで許可されています 登録している端末の数がライセンスの上限に近くなると送信されます(例えば、使われていない端末がライセンス上限の5%未満、またはは2台未満の場合など)。 Near_Max_Stations: ◆MSG.Used — ベース内の端末数 ◆MSG.Licensed — ライセンスで許可されています ◆MSG.Percent — フリーライセンスのパーセンテージ 起動された サーバー のキーで許可される端末数が、既に持っている端末の数よりも少ない場合に、全ての サーバー 起動時に送信されます。 Newbie_Not_Allowed: 使用可能な変数はありません Not_Seen_For_A_Long_Time: ◆MSG.StationName — 端末名 ◆MSG.StationID — 端末UUID ◆MSG.DaysAgo — 最後に訪問してから経過した日数 ◆MSG.LastSeenFrom — 最後の訪問時に参照された端末アドレス Processing_Error: ◆MSG.Component — コンポーネントの名前 ◆MSG.RunBy — コンポーネントを起動したユーザー ◆MSG.ServerTime — イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時) ◆MSG.ObjectName — オブジェクトの名前 ◆MSG.ObjectOwner — オブジェクトのオーナー ◆MSG.Error — エラーメッセージ Rejected_Newbie: ◆MSG.AdminName — 管理者名 ◆MSG.AdminAddress — 管理者 Dr.Web Control Center アドレス Station_Already_Logged_In: ◆MSG.ID — 端末UUID ◆MSG.StationName — 端末名 ◆MSG.Server — 端末が登録されている サーバー のID 端末が現在既にこの サーバー、または他の サーバー に登録されている場合に送信されます。 Station_Authorization_Failed: ◆MSG.ID — 端末UUID ◆MSG.Rejected — 値: rejected— 端末へのアクセスは拒否されます、 newbie— 端末への"newbie" ステータスの適用を試みました Statistics: ◆MSG.Component — コンポーネントの名前 ◆MSG.ServerTime — イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時) ◆MSG.Scanned — スキャンしたオブジェクトの数 ◆MSG.Infected — 感染したオブジェクトの数 ◆MSG.Modifications — ウイルスの既に知られている亜種に感染したオブジェクトの数 ◆MSG.Suspicious — 疑わしいオブジェクトの数 ◆MSG.Cured — 修復されたオブジェクトの数 ◆MSG.Deleted — 削除されたオブジェクトの数 ◆MSG.Renamed — 名前を変更されたオブジェクトの数 ◆MSG.Moved — 隔離に移動したオブジェクトの数 ◆MSG.Speed — 処理速度(KB/s) Too_Many_Stations: ◆MSG.ID — 端末UUID ライセンスの上限によって新しい端末が サーバー にログインできない場合に送信されます。 Unknown_Administrator: ◆MSG.Login — ログイン ◆MSG.Address — Dr.Web Control Center ネットワークアドレス Unknown_Station: ◆MSG.ID — 未知の端末のUUID ◆MSG.Rejected — 値: rejected — 端末へのアクセスは拒否されます、 newbie— 端末への"newbie" ステータスの適用を試みました。 Update_Failed: ◆MSG.Product —更新されたプロダクト ◆MSG.ServerTime —サーバー がメッセージを受信した時間(ローカル) Update_Wants_Reboot: ◆MSG.Product — 更新されたプロダクト ◆MSG.ServerTime —サーバー がメッセージを受信した時間(ローカル) メッセージ別変数(サーバーの更新サブシステム) Srv_Repository_Cannot_flush: 使用可能な変数はありません Srv_Repository_Frozen: 使用可能な変数はありません Srv_Repository_Load_failure: ◆MSG.Reason — エラーの原因に関するメッセージ Srv_Repository_Update: ◆MSG.AdddedCount — 追加されたファイルの数 ◆MSG.ReplacedCount — 置き換えられたファイルの数 ◆MSG.DeletedCount — 削除されたファイルの数 ◆MSG.Added — 追加されたファイルのリスト(名前は一行ずつ) ◆MSG.Replaced — 置き換えられたファイルのリスト(名前は一行ずつ) ◆MSG.Deleted — 削除されたファイルのリスト (名前は一行ずつ) Srv_Repository_UpdateFailed: ◆MSG.Error — エラーメッセージ ◆MSG.ExtendedError — エラーの詳細 Srv_Repository_UpToDate: 使用可能な変数はありません
ライセンス期限切れに関するメッセージの変数 Key_Expiration: ◆MSG.Expiration — ライセンスの期限が切れる日付 ◆MSG.Expired — 期限が切れている場合は1、それ以外の場合は0 ◆MSG.ObjId — オブジェクトGUID ◆MSG.ObjName — オブジェクト名 ◆MSG.ObjType – 期限が切れるキーを使用しているオブジェクト(サーバー/端末/グループ)
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