7.7.1. Windows®での、リソース及びWebサイトへのアクセス制限

Dr.Web Office Control コンポーネントを使用して、特定のローカルリソースやWebサイトへのアクセスを集中管理で制限することが出来ます。

Dr.Web Control Center 経由で Office Control を調整するには

1.設定ウィンドウを開くには、メインメニューで ネットワーク アイテムを選択して階層的リストで端末またはグループの名前をクリックし、コントロールメニュー(左のパネル)で Dr.Web Office Control を選択します。

2.全般 タブでブロックの設定を選択し、そこへのアクセスを制限したいリソース(ファイルやフォルダ)を指定してください。

ローカルリソース、及びリムーバブルデバイスのブロックをアクティブにするには ブロックを有効 フラグをセットします。

リムーバブルデバイスへのアクセスを制限するには リムーバブルデバイスをブロックする フラグをセットします。

指定したリソースへのアクセスを制限するには ファイルとフォルダの保護 フラグをセットします。 次のファイルへのアクセスをブロック フィールドでブロックしたいリソースへのパスを指定することができます。新しいパスを追加するには ボタンをクリックしてください。

 

制限するファイルへのパスが指定されなかった場合、デフォルトのパスが使用されます(%system32%)。ユーザーに対しては、そのようなファイルは Office Control 設定の中で c:\windows\system32 プレフィックス付きで表示されます。

 

3.インターネットドメインへのアクセスを設定するには アクセス タブで WWWフィルタ フラグをセットしてください。インターネットへのアクセスを完全にブロックするには すべてのサイトをブロックする フラグをセットしてください。アクセスをブロック/許可したいドメインをそれぞれのフィールドに入力してください。新しく入力するには ボタンをクリックして必要な値を指定してください。

ウィンドウ下部で、ブロックしたいコンテンツのカテゴリーに対してフラグをセットします。このフラグによって、あらかじめ定義されたブラックリスト上にあるWebサイトをブロックする、ビルトインフィルターがアクティブになります。

4.設定の調整が終了したら 保存 をクリックしてください。ワークステーションの新しい設定が確認された後、新しい設定が反映されます。

 

Dr.Web Office Control では以下の重要なシステムフォルダ(それらの親フォルダを含む)へのアクセス制限はできません。

%SYSTEMROOT%

%USERPROFILE%

%PROGRAMFILES%

注意:これらのフォルダの特定のサブフォルダへのアクセスは制限できます。

 

Dr.Web Office Control はネットワークリソースへのアクセスを制限することはできません。

 

ユーザーに対してペアレンタルコントロール設定の変更(ユーザーパーミッションの設定 参照)とローカルリソースへのアクセス設定を許可することができます。 サーバー 設定はユーザーが定義した設定よりも優先されます。端末のアクセス設定を更新するには Enterprise Server に接続し、端末に対する Office Control 設定を編集、再適用してください。

 

重要なシステムフォルダへのアクセスを制限した場合や、リソースへの間違ったパスを入力してしまった場合、Office Control 設定は端末で更新されますが、誤ったアクセス権は無視されます。その場合の警告は表示されません。