H3.5. Dr.Web Serverの重要なデータのバックアップ

以下のコマンドはクリティカルなサーバーデータのバックアップコピーを作成します(データベースコンテンツ、ライセンスキーファイル、暗号化プライベートキー、サーバー設定ファイル、Dr.Web Security Control Center設定ファイル)。

drwcsd -home=<path> backup [<directory> [<quantity>]]

クリティカルなサーバーデータを指定された<ディレクトリ>にコピーします。

-homeスイッチはサーバーのインストールフォルダを指定します。

<quantity>はそれぞれのファイルのコピーの数です。

Windows OSの例:

C:\Program Files\DrWeb Server\bin>drwcsd -home="C:\Program Files\DrWeb Server" backup C:\a

データベースのコンテンツを除くバックアップの全てのファイルは、すぐに使用できます。データベースバックアップのコピーはgzipやその他のアーカイバで解凍可能な.gzフォーマットで保存されます。データベースのコンテンツはバックアップのコピーから、サーバーの別のデータベースにコピーできるので、データは復元できます(Dr.Web Enterprise Security Suiteのデータベースの復元ページを参照してください)。

操作の実行中に、Dr.Web Serverは重要な情報のバックアップコピーを以下のフォルダ内に定期的に保存します。

Windows OSの場合:<installation_drive>:\DrWeb Backup

Linux OSの場合:/var/opt/drwcs/backup

FreeBSD OSの場合:/var/drwcs/backup

バックアップを実行するために、daily taskがサーバースケジュールに含まれています。このようなタスクがスケジュールにない場合は、作成することを強く推奨します。