メッセージのテキストは、テンプレートファイルに基づいてテンプレートプロセッサと名前の付いたServerコンポーネントによって作成されます。

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Windows ネットワークメッセージシステムは、Windows Messenger(Net Send)サービスをサポートしているWindows環境でのみ使用することができます。
Windows Vista以降のOSではWindows Messengerサービスをサポートしていません。
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テンプレートファイルは中括弧で囲まれたテキストと変数から成っています。テンプレートファイルを編集する際には以下の変数を使用することができます。

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テンプレートプロセッサは再帰的な置き換えを行いません。
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変数:
•{<VAR>} – <VAR> 変数の現在の値の代わりになります。 •{<VAR>:<N>} – <VAR> 変数の最初の<N> 記号です。 •{<VAR>:<first>:<N>}– 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、右側に空白を置いて補います。 •{<VAR>:<first>:-<N>}– 最初の <first> キャラクタ(<first>+1から始まる)の後に続く、<VAR> 変数の<N> キャラクタです。残りがそれよりも少ない場合、左側に空白を置いて補います。 •{<VAR>/<original1>/<replace1>[/<original2>/<replace2>]} – <VAR> 変数の指定されたキャラクタを別のキャラクタに置き換えます。<original1> は<replace1> に置き換えられ、<original2> は<replace2> に置き換えられます。 置き換えるペアの数に制限はありません。
通知の変数
変数
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値
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表現
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結果
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SYS.TIME
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10:35:17:456
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{SYS.TIME:5}
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10:35
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SYS.TIME
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10:35:17:456
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{SYS.TIME:3:5}
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35:17
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SYS.TIME
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10:35:17:456
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{SYS.TIME:3:-12}
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°°°35:17:456
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SYS.TIME
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10:35:17:456
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{SYS.TIME:3:12}
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35:17:456°°°
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SYS.TIME
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10:35:17:456
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{SYS.TIME/10/99/35/77}
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99:77:17.456
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表記規則
環境変数
メッセージテキストの作成にServerプロセスの環境変数を使用することができます(Systemユーザー)。
環境変数はControl Centerメッセージエディター内のENVドロップダウンリストから使用することができます。変数はENV.プレフィックスを用いて指定する必要があります(プレフィックスの終わりにはピリオドが付きます)。
システム変数
•SYS.BRANCH—システムバージョン(Server および Agent) •SYS.BUILD—Server が構築された日付 •SYS.DATE—システムの現在の日付 •SYS.DATETIME—システムの現在の日時 •SYS.OS—Server のOS名 •SYS.PLATFORM—Server プラットフォーム •SYS.PLATFORM.SHORT—SYS.PLATFORMの短い変数 •SYS.SERVER—製品名(Dr.Web Server) •SYS.TIME—システムの現在の時間 •SYS.VERSION—Server バージョン 端末の共通変数
•GEN.LoginTime—端末のログイン時間 •GEN.StationAddress—端末のアドレス •GEN.StationID—端末のUUID •GEN.StationName—端末名 •GEN.StationPrimaryGroupName—端末のプライマリグループ名 •GEN.StationPrimaryGroupID—端末のプライマリグループのID リポジトリの共通変数
•GEN.CurrentRevision—現在のバージョンの識別子 •GEN.Folder—プロダクトのあるフォルダ •GEN.NextRevision—更新したバージョンの識別子 •GEN.Product— プロダクト記述 メッセージの種類別変数
管理者
メッセージ
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変数
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説明
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管理者認証に失敗しました
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MSG.Login
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ログイン
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MSG.Address
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Control Centerのネットワークアドレス
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MSG.LoginErrorCode
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数値のエラーコード
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未知の管理者
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MSG.Login
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ログイン
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MSG.Address
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Dr.Web Security Control Centerのネットワークアドレス
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インストール
このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。
メッセージ
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変数
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説明
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端末でのインストールに失敗しました
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MSG.Error
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エラーメッセージ
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端末上でのインストールが完了しました
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使用可能な変数はありません
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ライセンス
メッセージ
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変数
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説明
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ライセンスキーの有効期限が切れています
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ライセンスキーの有効期限切れが近づいていて、ライセンスの自動更新を使用できない場合に送信されます。
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MSG.ExpirationDate
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•ライセンスの期限が切れる日付 |
MSG.Expired
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•1—期限が切れている •0—期限が切れていない |
MSG.KeyId
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ライセンスキーの識別子
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MSG.KeyName
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ライセンスキーの名前
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ライセンス提供期限が切れています
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隣接 Server へのライセンス提供の有効期限が切れた場合に送信されます。
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MSG.ObjId
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ライセンスキーID
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MSG.Server
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隣接 Server 名
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ライセンスキーは自動で更新されました
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ライセンスキーが自動的に更新された場合に送信されます。その場合、新しいキーがダウンロードされ、古いライセンスキーのすべてのオブジェクト上に配信されています。
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MSG.KeyId
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古いライセンスキーの識別子
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MSG.KeyName
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古いライセンスキーの名前
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MSG.NewKeyId
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新しいライセンスキーの識別子
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MSG.NewKeyName
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新しいライセンスキーの名前
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ライセンスキーを自動で更新できません
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現在のキーと新しいキーでライセンスされるコンポーネントが異なる、または新しいライセンスキーのライセンス数が現在のライセンスキーよりも少ないために、ライセンスキーを自動的に更新できない場合に送信されます。この場合、新しいキーはダウンロードされますが、古いライセンスキーのオブジェクトに対しては配信されません。手動でライセンスキーを置き換える必要があります。
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MSG.ExpirationDate
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ライセンスの期限が切れる日付
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MSG.Expired
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•1—期限が切れている •0—期限が切れていない |
MSG.KeyId
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古いライセンスキーの識別子
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MSG.KeyName
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古いライセンスキーの名前
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MSG.NewKeyId
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新しいライセンスキーの識別子
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MSG.NewKeyName
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新しいライセンスキーの名前
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MSG.KeyDifference
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キーを更新することができない理由:
•1—現在のライセンスキーと新しいライセンスキーで、ライセンスされるコンポーネントの組み合わせが異なる •2—新しいライセンスキーのライセンス数が現在のライセンスキーよりも少ない |
提供するライセンスが上限数を超えています
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隣接 Server に対して提供されたライセンスの数が、ライセンスキーで指定されている数を超えた場合に送信されます。
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MSG.ObjId
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ライセンスキーID
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オンライン端末数の上限を超えています
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ライセンスの上限によって新しい端末が Server にログインできない場合に送信されます。
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MSG.ID
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端末UUID
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MSG.StationName
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端末名
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上記 の端末の共通変数を使用することもできます。
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グループ内の端末数が上限に近づいています
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起動された Server のキーで許可される端末数が、既に持っている端末の数よりも少ない場合に、全ての Server 起動時に送信されます。
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MSG.Licensed
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ライセンスで許可されています
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MSG.Percent
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未使用ライセンスのパーセンテージ
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MSG.Used
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ベース内の端末数
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GEN.StationPrimaryGroupID
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プライマリグループID
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GEN.StationPrimaryGroupName
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プライマリグループ名
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グループ内の端末数が上限を超えています
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登録している端末の数がライセンスの上限に近くなると送信されます(例えば、使われていない端末がライセンス上限の5%未満、または2台未満の場合など)。
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MSG.Licensed
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ライセンスで許可されています
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MSG.Used
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ベース内の端末数
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GEN.StationPrimaryGroupName
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プライマリグループ名
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GEN.StationPrimaryGroupID
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プライマリグループID
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新規端末
このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。
メッセージ
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変数
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説明
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端末は自動的に拒否されました
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使用可能な変数はありません
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端末は承認待ちです
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端末は管理者によって拒否されました
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MSG.AdminAddress
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Control Centerのネットワークアドレス
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MSG.AdminName
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管理者名
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その他
メッセージ
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変数
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説明
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ネットワーク内で感染拡大が検出されました
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MSG.Action
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実行されたアクション
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MSG.Infected
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検出された脅威の数
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MSG.Virus
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脅威の種類
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隣接サーバーは長い間接続していません
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MSG.LastDisconnectTime
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Server が最後に接続された時間
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MSG.StationName
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隣接 Server 名
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Serverログローテーションエラー
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MSG.Error
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メッセージテキスト
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Serverログ書き込みエラー
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MSG.Error
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メッセージテキスト
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統計情報レポート
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MSG.Attachment
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レポートへのパス
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MSG.AttachmentType
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MIMEの種類
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GEN.File
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レポートファイル名
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テストメッセージ
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MSG.TestMessage
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テストメッセージテキスト
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リポジトリ
このグループのメッセージには、上記 のリポジトリの共通変数を使用することもできます。
メッセージ
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変数
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説明
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ディスク空き容量が足りません
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変数データのあるディスク上の空き容量が足りない場合に送信されます。
上記 のリポジトリの共通変数は使用することができません。
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MSG.FreeInodes
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空きinodeファイルディスクリプタの数(一部のUNIX系OSにのみ該当)
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MSG.FreeSpace
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空き容量(バイト)
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MSG.Path
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空き容量の少ないフォルダへのパス
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MSG.RequiredInodes
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動作に必要な空きinode数(一部のUNIX系OSにのみ該当)
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MSG.RequiredSpace
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動作に必要な空き容量
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リポジトリプロダクトを更新できません
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MSG.Error
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エラーメッセージ
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MSG.ExtendedError
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エラーの詳細
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リポジトリプロダクトは最新の状態です
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使用可能な変数はありません
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リポジトリプロダクトが更新されました
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MSG.Added
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追加されたファイルのリスト(名前は一行ずつ)
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MSG.AdddedCount
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追加されたファイルの数
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MSG.Deleted
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削除されたファイルのリスト (名前は一行ずつ)
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MSG.DeletedCount
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削除されたファイルの数
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MSG.Replaced
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置き換えられたファイルのリスト(名前は一行ずつ)
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MSG.ReplacedCount
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置き換えられたファイルの数
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リポジトリプロダクトの更新は「凍結」状態です
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使用可能な変数はありません
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リポジトリプロダクトの更新を開始しました
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リポジトリプロダクトは最新の状態です テンプレートの変数は「 not to be notified of (通知しません) 」と付いたファイルをプロダクト設定ファイル内に含みません。詳細についてはF1.設定ファイル .configのシンタックス を参照してください。
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端末
このグループのメッセージには、上記 の端末の共通変数を使用することもできます。
メッセージ
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変数
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説明
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端末アカウントを作成できません
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MSG.ID
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端末UUID
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MSG.StationName
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端末名
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接続が異常終了しました
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MSG.Reason
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中断の理由
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MSG.Type
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クライアントの種類
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端末更新のクリティカルエラー
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MSG.Product
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更新されたプロダクト
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MSG.ServerTime
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Server がメッセージを受信した時間(ローカル)
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スキャン中のエラー
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MSG.Component
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コンポーネント名
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MSG.Error
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エラーメッセージ
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MSG.ObjectName
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オブジェクト名
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MSG.ObjectOwner
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オブジェクトの所有者
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MSG.RunBy
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コンポーネントを起動したユーザー
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MSG.ServerTime
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イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)
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スキャン統計情報
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MSG.Component
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コンポーネント名
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MSG.Cured
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修復されたオブジェクトの数
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MSG.DeletedObjs
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削除されたオブジェクトの数
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MSG.Errors
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スキャンエラーの数
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MSG.Infected
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感染したオブジェクトの数
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MSG.Locked
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ブロックされたオブジェクトの数
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MSG.Modifications
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ウイルスの既に知られている亜種に感染したオブジェクトの数
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MSG.Moved
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隔離に移動したオブジェクトの数
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MSG.Renamed
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名前を変更されたオブジェクトの数
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MSG.RunBy
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コンポーネントを起動したユーザー
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MSG.Scanned
|
スキャンしたオブジェクトの数
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MSG.ServerTime
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イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)
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MSG.Speed
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処理速度(KB/s)
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MSG.Suspicious
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疑わしいオブジェクトの数
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MSG.VirusActivity
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セキュリティに対する脅威が検出されました
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MSG.Action
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検出時のアクション
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MSG.Component
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コンポーネント名
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MSG.InfectionType
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脅威の種類
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MSG.ObjectName
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感染したオブジェクトの名前
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MSG.ObjectOwner
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感染したオブジェクトのオーナー
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MSG.RunBy
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脅威を検出したコンポーネントを起動したユーザー
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MSG.ServerTime
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イベントを受け取った時間(グリニッジ標準時)
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MSG.Virus
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脅威名
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端末は既にログインされています
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端末が現在既にこの Server、または他の Server に登録されている場合に送信されます。
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MSG.ID
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端末UUID
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MSG.Server
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端末が登録されている Server のID
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MSG.StationName
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端末名
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端端末は管理者によって承認されました
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MSG.AdminAddress
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Control Centerのネットワークアドレス
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MSG.AdminName
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管理者名
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端末の認証に失敗しました
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MSG.ID
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端末UUID
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MSG.Rejected
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値:
•0—端末へのアクセスは拒否されます •1—端末のステータスは「新規端末(newbie)」にリセットされます |
MSG.StationName
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端末名
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端末は自動的に承認されました
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使用可能な変数はありません
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端末は長い間Serverに接続されていません
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上記 の端末の共通変数は使用することができません。
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MSG.DaysAgo
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最後に訪問してから経過した日数
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MSG.LastSeenFrom
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Server に最後に訪問した端末のアドレス
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MSG.StationID
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端末UUID
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MSG.StationName
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端末名
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再端末の再起動が必要です
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MSG.Product
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更新されたプロダクト
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MSG.ServerTime
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Server がメッセージを受信した時間(ローカル)
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未知の端末
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MSG.ID
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未知の端末のUUID
|
MSG.Rejected
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値:
•0—端末へのアクセスは拒否されます •1—端末のステータスは「新規端末(newbie)」にリセットされます |
MSG.StationName
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端末名
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