付録 D. 主な用語と概念

アンチウイルスネットワーク は、1つのローカルネットワークに接続されている、Dr.Web製品(Dr.Web Anti-virus for Windows、Dr.Web Anti-virus for Windows Servers、Dr.Web Security Space)がインストールされたコンピューターの複合体です。

ウイルスの亜種 は、検出はされるものの元のウイルスに対する修復アルゴリズムを適用することができない、既知のウイルスに対する改変の結果となるコードです。

エクスプロイト は、ソフトウェアの脆弱性を利用してシステムを攻撃するプログラム、コード片、または一連のコマンドです。

エミュレーション は、特別なコンピュータプログラムの使用中に機能が欠けたり結果が変わったりすることのない、別のシステムを使用したシステム動作の模倣です。

管理者モード は、ユーザーがすべてのセキュリティコンポーネント設定とプログラム設定にアクセスできるDr.Webのモードです。管理者モードに切り替えるには、ロック  をクリックします。

更新ミラー は、ローカルネットワークの他のコンピューターの更新元として設定されたコンピューターです。

信頼できるアプリケーション は、drwbase.dbの信頼できる署名のリストにデジタル署名が追加されているアプリケーションです。信頼できるアプリケーションのリストには、Google Chrome、Firefox、Microsoftアプリケーションなどの一般的なソフトウェアが含まれています。

デジタル署名 は、偽造からドキュメントを保護するために付加されるデジタルドキュメントの属性です。デジタル署名の秘密鍵によって情報を暗号化することよって生成されます。証明書に含まれる秘密鍵の所有者を識別し、送信されたデジタルドキュメントが改ざんされていないことを証明することができます。

デバイスクラス は、同じ機能を実行するデバイス(印刷デバイスなど)です。

バス は、コンピューターの機能的ユニット(USBなど)間でデータを転送するための通信サブシステムです。

ハッシュ値 は一意のファイル識別子、すなわち、特定の長さの数字と文字による列です。ハッシュはデータの整合性を検証するために使用されます。

ヒューリスティック は、その統計的有意性が実験的に確認されている仮定です。