ウイルススキャン

Dr.Web for Microsoft Outlook は異なる様々な 検出手法 を使用します。 感染したオブジェクトはユーザーが指定したアクションに応じて処理されます(感染したオブジェクトを修復、削除、または残りのシステムから遮断するために 隔離 へ移すことができます)。

Dr.Web for Microsoft Outlook は、次の悪意のあるオブジェクトを検出します。

感染したオブジェクト

ファイルまたはアーカイブ内のボムウイルス

アドウェア

ハッキングツール

ダイアラー

ジョークプログラム

リスクウェア

スパイウェア

トロイの木馬

コンピュータワームおよびウイルス

アクション

Dr.Web for Microsoft Outlookでは、メールの添付ファイル内の感染したファイル、疑わしいファイルや悪意のあるオブジェクトの検出に対するプログラムの処理(アクション)を指定できます。

メールの添付ファイルのウイルススキャンを設定し、検出された有害なオブジェクトのプログラムアクションを指定するには、Microsoft Outlookメールアプリケーションで、ツールΡ オプションΡ Dr.Webアンチウイルス ページ(Microsoft Outlook 2010の場合は ファイルΡ オプションΡ アドイン セクションでDr.Web for Microsoft Outlookを選択して アドインオプション ボタンを選択)に移動し、添付ファイル検査 をクリックします。

注意

添付ファイル検査 ウィンドウは管理者権限を持つユーザーのみ使用可能です。

Windows Vista以降のOSでは 添付ファイルの検査 をクリックした後、

UACが有効な場合:管理者はプログラムの動作について確認を求められ、管理者権限のないユーザーはシステム管理者のアカウントを入力するよう要求されます。

UACが無効な場合:管理者はプログラム設定を変更できますが、ユーザーは設定の変更にアクセスできません。

添付ファイル検査 ウィンドウで、スキャンされたオブジェクトのタイプごとのアクションやスキャンが失敗した場合のアクションを指定します。アーカイブのスキャンを有効または無効にすることもできます。

脅威を検出した際のアクションを設定するには以下のオプションを使用してください。

感染した ドロップダウンリストでは、既知の修復可能な(と思われる)ウイルスに感染したファイルを検出した際のアクションを設定します。

修復されていない ドロップダウンリストでは、既知の修復不可能なウイルスに感染したファイルを検出した際(またはファイルの修復に失敗した場合)のアクションを設定します。

疑わしい ドロップダウンリストでは、ウイルスに感染している疑いのあるファイルを検出(ヒューリスティックアナライザーによって)した際のアクションを設定します。

マルウェア セクションで、次のタイプの不要なソフトウェアの検出に対する反応を設定します。

アドウェア

ダイアラー

ジョークプログラム

ハッキングツール

リスクウェア

検査エラーの時 ドロップダウンリストでは、添付ファイルをスキャンできない場合、つまり添付ファイルが破損しているかパスワードで保護されている場合のアクションを設定できます。

アーカイブを検査する(推奨) チェックボックスを使用すると、添付されたアーカイブファイルのスキャンを有効または無効にすることができます。スキャンを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。スキャンを無効にするには、このチェックボックスをオフにします。

異なる種類のオブジェクトに対して、アクションが個別に割り当てられます。

検出されたウイルス脅威に対して以下のアクションを設定することができます。

修復 (感染したオブジェクトに対してのみ) - オブジェクトの感染前の状態への復元を試みます。

削除 - オブジェクトを削除します。

隔離 - オブジェクトを特別な 隔離 フォルダへ移動します。

無視 - いずれのアクションも実行せず、通知も表示せずにオブジェクトをスキップします。