脅威に対するアクション

コンピューター脅威を駆除する方法には様々なものがあります。 Doctor Webの製品はコンピューターとネットワークに対する最も信頼できる保護を実現するためにそれらの手法を組み合わせ、柔軟でユーザフレンドリーな設定と、確かなセキュリティのための総括的なアプローチを使用しています。悪意のあるプログラムを駆除するための主なアクションは以下のとおりです。

1.修復 - ウイルス、ワーム、トロイの木馬に対して適用されるアクションです。感染したオブジェクトから悪意のあるコードを削除、悪意のあるプログラムのコピーを削除、そして可能であればオブジェクトを復元(オブジェクトの構造および動作を感染前の状態に戻す)します。

2.隔離 - 悪意のあるオブジェクトを特別なフォルダに移し、システムから隔離します。このアクションは修復が不可能な場合や、全ての疑わしいオブジェクトに適しています。そのようなファイルのコピーは解析のため Doctor Web のアンチウイルスラボに送信することを推奨します。

3.削除 - コンピューター脅威を駆除する最も効果的なアクションで、あらゆる種類の悪意のあるオブジェクトに対して適用可能です。オブジェクトが悪意のあるコードのみで構成され有益な情報を持っていない場合(例えばコンピューターワームの修復は、そのコピーを全て削除することを意味します)、修復アクションが選択されているオブジェクトに対してこのアクションが適用されることがあります。

4.ブロック - これらのアクションもまた、悪意のあるプログラムを駆除するために使用されます。ただし、そのようなプログラムの動作可能なコピーはファイルシステム内に残ることになります。ブロックアクションでは、それらのファイルからの、またはファイルへのアクセスを全てブロックします。