SpIDer Guard

SpIDer Guard はメインメモリ内に常駐するアンチウイルスモニターです。このプログラムはファイルおよびメモリーをオンザフライで検査し、ウイルスと思われる活動を検出します。

SpIDer Guard はWindowsが起動すると自動的にロードされ、そのセッション中はアンロードすることが出来ません。ただし、必要に応じて(例えばプロセッサリソースを大量に消費するタスクを実行するため) SpIDer Guard 一時的に無効にする ことは可能です。

デフォルト設定では、ハードドライブ上で作成中または変更中のファイル、およびリムーバブルメディア上で開かれた全てのファイルに対してオンアクセススキャンを実行します。スキャン方法は Dr.Web Scanner と同様ですが、より柔軟な設定が可能です。また SpIDer Guard は、実行中のプロセス内にウイルスと思われる活動が無いか常にモニターし、検出した場合は悪意のあるプロセスをブロックしてユーザーに報告します。

SpIDer Guard はアーカイブおよびメールボックス内のファイルは検査しません。そのようなファイルが感染した場合、悪意のあるオブジェクトはアーカイブの解凍時または添付ファイルのダウンロード時に SpIDer Guard によって即座に検出され駆除されます。アーカイブおよびメールボックスを常時起動のリアルタイムスキャンの対象に加えると、コンピューターのパフォーマンスが著しく低下します。

デフォルトでは SpIDer Guard はバックグラウンドモードで動作し、ユーザーの指示を仰がずに、検出したウイルスを自動的に回避しようとします。 設定 を変更することで、様々なウイルスイベントに対する自動的なアクションを設定することが可能です。また 統計ウィンドウ やログファイルを使用して SpIDer Guard の動作を確認することができます。

 

注意

Dr.Web Anti-virus for servers MS Exchange Server の間に互換性がない場合があります。問題が発生した際は、SpIDer Guard 例外 リストにMS Exchange  Serverデータベースとトランザクションログを追加してください。