このタブでは、感染したまたは疑わしいファイル、アーカイブ、その他悪意のあるオブジェクト検出時に Dr.Web Scanner が実行するアクションを設定することができます。
感染したオブジェクトのタイプごとに、それぞれのドロップダウンリストから個別にアクションを設定することができます。
• | 既知の修復可能(と思われる)なウイルスに感染したオブジェクト |
悪意のあるソフトウェアおよび感染したパッケージ(アーカイブ、メール、コンテナ)の検出に対するアクションも個別に設定可能です。
アイテムをクリックすると詳細を見ることができます。他のページのオプションを見るには図の該当するページ名をクリックしてください。
感染したオブジェクト検出時にプログラムが実行するアクションの設定
1. | スキャナの設定 ウィンドウで アクション タブを選択します。 |
2. | 感染 したオブジェクトのドロップダウンリストで、感染したオブジェクト検出時にプログラムが実行するアクションを選択してください。 |
|
修復 アクションがほとんどの場合に最適なアクションです。
|
3. | 修復不可能なオブジェクトに対するアクションは 修復不可 ドロップダウンリスト内から選択してください。修復 アクションはありません。 |
|
ほとんどの場合 隔離 アクションが推奨となっています。
|
4. | 疑わしい オブジェクトのドロップダウンリストで、疑わしいオブジェクト検出時のアクションを選択して下さい(前項と同様です)。 |
5. | アドウェア、ダイヤラ―プログラム、ジョークプログラム、リスクウェア、クラッキングツールを含むオブジェクト検出時のアクションには同じものを指定してください。 |
6. | ファイルアーカイブ、コンテナ、メールボックス内でウイルスまたは疑わしいコードが検出された場合にそれらのオブジェクト全体に対して適用されるプログラムの自動アクションも、同様に設定します。 |
7. | 感染したファイルの修復を完了する為にシステムの再起動が必要な場合があります。以下のいずれかを選択してください。 |
• | コンピューターを自動的に再起動する- 保存されていないデータは失われます。 |
例えば既知のウイルスに感染している修復可能な脅威に対しては、感染ファイルを完全に元の状態に戻すため、修復が最適なアクションです。その他の脅威に対しては、有益なデータだった場合の損失を考慮し、その後の調査のため、隔離への移動をお勧めします。下記のアクションが選択できます。
アクション
|
説明
|
修復
|
(既知のウイルスにのみ適用可能です。トロイの木馬プログラムは検知後削除されます。)
Dr.Web はオブジェクトを感染前の状態に戻そうとします。オブジェクトが修復不可能な場合や修復に失敗した場合、修復不可のアクションが適用されます。
ブートセクターに対してはこのアクションが唯一有効です。ただし、複合オブジェクト (アーカイブ、メールの添付、ファイルコンテナ) に対してはこのアクションは適用できません。
|
隔離
|
Dr.Web はオブジェクトを特定の隔離フォルダに移動します。
このアクションはブートセクターには実行できません。ブートセクター内で検知された悪意あるオブジェクトに対してこの設定が適用されている場合、アクションは実行されません。
|
削除
|
Dr.Web はオブジェクトを削除します。
このアクションはブートセクターには実行できません。ブートセクター内で検知された悪意あるオブジェクトに対してこの設定が適用されている場合、アクションは実行されません。
|
無視
|
(アドウェア、ダイアラー、ジョークプログラム、侵入ツール、リスクウェア等の危険の可能性のあるファイルに対してのみ実行できます)
Dr.Web はアクションを実行せず、通知も行わずにスキップします。
|
|
複合オブジェクト (アーカイブ、メールの添付、ファイルコンテナ) 内にある脅威は個別に処理ができません。そのような脅威に対してはデフォルトではユーザーにそのことを通知します。
|
|