隔離マネージャー

隔離マネージャーを使用することで、隔離されたファイルを管理することができます。隔離には、Dr.Webによって削除される前に作成された、オブジェクトのバックアップコピーが含まれています。隔離に保存されるのは、Dr.Web Process Heuristicによってユーザーファイルを改変するプログラム(暗号化ランサムウェアなど)として識別される悪意のあるプログラムや、他のアプリケーションのプロセスにコードを挿入するプログラムです。

図 5. 隔離内のオブジェクト

ウインドウ中央の表には、隔離されたオブジェクトに関する以下の情報が含まれています。

オブジェクト - 隔離されたオブジェクトの名称

脅威 - オブジェクトが隔離へ移された際のDr.Webによるマルウェアの分類

移動日 - オブジェクトが隔離に移された日時

パス – 隔離に移される前にオブジェクトがあった場所へのフルパス

隔離されたオブジェクトに対する動作

オブジェクトのコンテキストメニューでは、次のボタンを使用することができます。

復元 - 1つまたは複数のオブジェクトを選択されたフォルダ内に復元

注意

このオプションは、選択したオブジェクトが無害であると分かっている場合にのみ使用してください

削除 – 1つまたは複数のオブジェクトを隔離およびシステムから削除します。

これらの設定は、1つまたは複数のオブジェクトを選択し、それらを右クリックすることでも開くことができます。

隔離から一度に全てのオブジェクトを削除するには 詳細 をクリックし、ドロップダウンメニューから 全て削除 を選択してください。