Updaterの設定は、%etc_dirディレクトリ内にある設定ファイル(デフォルトではdrweb32.ini)に保存されています。他の設定ファイルを使う場合は、起動時にファイルへのフルパスをコマンドラインパラメータで指定してください。
設定ファイルの構造やパラメータの種類についての説明は、設定ファイルの章を参照してください。
[Updater] section
UpdatePluginsOnly = {Yes | No}
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Yesが指定された場合、プラグインのみが更新されます。DaemonおよびScanner は更新されません。
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デフォルト値:
UpdatePluginsOnly = No
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Section = {Daemon | Scanner}
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DaemonとScanner のどちらを更新対象とするかの指定です。
コマンドラインパラメータの --what で指定された場合、--whatオプションが優先されます。
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デフォルト値:
Section = Daemon
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ProgramPath = {path to file}
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DaemonまたはScanner へのパスです。Dr.Web Updaterが製品バージョンやAPI情報を取得するために使用します。
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デフォルト値:
ProgramPath = %bin_dir/drwebd
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SignedReader = {path to file}
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電子署名されたファイルの検証用プログラムのパスの指定です。
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デフォルト値:
SignedReader = %bin_dir/read_signed
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LzmaDecoderPath = {path to file}
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lzmaアーカイブを展開するプログラムのパスの指定です。
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デフォルト値:
LzmaDecoderPath =
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LockFile = {path to file}
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Dr.Web Updater実行時のロック用ファイルのパスの指定です。
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デフォルト値:
LockFile = %var_dir/run/update.lock
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CronSummary = {Yes | No}
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Yesの場合、Dr.Web Updaterの実行結果は標準出力に出力されます。Updaterがcronによって実行されている場合、管理者にメールで通知するためにこのモードを使用することができます。
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デフォルト値:
CronSummary = Yes
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DrlFile = {path to file}
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ウイルス定義ファイルやウイルス検査エンジンなどを更新するための更新サーバのURLが定義されたリストの指定です。Dr.Web Updaterは、リストからランダムにサーバを選択し、更新を行います。このリストは、Dr.Webによって電子署名されているため編集しないでください。更新は自動的に実行されます。
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デフォルト値:
DrlFile = %var_dir/bases/update.drl
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CustomDrlFile = {path to file}
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カスタムdrlファイル(*.drl)のパスの指定です。Dr.Web によって電子署名されているため編集しないでください。更新は自動的に実行されます。
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デフォルト値:
CustomDrlFile = %var_dir/bases/custom.drl
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FallbackToDrl = {Yes | No}
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どの*.drlファイルを最初に使用するかの指定です。Yesの場合、Updaterは、CustomDrlFile で指定されたリストを使用します。失敗した場合、DrlFile で指定されたリストが使用されます。
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デフォルト値:
FallbackToDrl = Yes
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DrlDir = {path to directory}
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プラグインを更新するための更新サーバのURLが定義されたリストを含むディレクトリの指定です。リストは、Dr.Webによって電子署名されているため編集しないでください。
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デフォルト値:
DrlDir = %var_dir/drl/
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Timeout = {numerical value in seconds}
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更新時のダウンロードにおけるタイムアウト(秒)の指定です。
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デフォルト値:
Timeout = 90
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Tries = {numerical value}
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Dr.Web Updaterが更新サーバに接続を試みる回数の指定です。
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デフォルト値:
Tries = 3
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ProxyServer = {proxy server name or IP}
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プロキシサーバの指定です。プロキシサーバを使用して更新する場合は、プロキシサーバのホスト名または、IPアドレスを指定してください。
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デフォルト値:
ProxyServer =
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ProxyLogin = {proxy server user login}
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プロキシサーバの認証に用いるユーザ名の指定です。
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デフォルト値:
ProxyLogin =
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ProxyPassword = {proxy server user password}
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プロキシサーバの認証に用いるユーザのパスワードの指定です。
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デフォルト値:
ProxyPassword =
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LogFileName = {file name}
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ログファイルの指定です。syslogを指定することができます(SyslogFacilityとSyslogPriorityパラメータの指定が必要です)。
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デフォルト値:
LogFileName = syslog
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SyslogFacility = {Daemon | Local0 .. Local7 | Kern | User | Mail}
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syslogのファシリティの指定です。
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デフォルト値:
SyslogFacility = Daemon
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LogLevel = {Debug | Verbose | Info | Warning | Error | Quiet}
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ログの詳細レベルの指定です。
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デフォルト値:
LogLevel = Verbose
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LotusdPidFile = {path to file}
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Lotus Daemon PID ファイルのパスの指定です。
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デフォルト値:
LotusdPidFile = %var_dir/run/drweblotusd.pid
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MaildPidFile = {path to file}
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drweb-maild PID ファイルのパスの指定です。
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デフォルト値:
MaildPidFile = %var_dir/run/drweb-maild.pid
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IcapdPidFile = {path to file}
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drweb-icapd PID ファイルのパスの指定です。
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デフォルト値:
IcapdPidFile = %var_dir/run/drweb_icapd.pid
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BlacklistPath = {path to directory}
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.dwsフィルが保存されるディレクトリの指定です。
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デフォルト値:
BlacklistPath = %var_dir/dws
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AgentConfPath = {path to file}
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Agentの設定ファイルのパスです。
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デフォルト値:
AgentConfPath = %var_dir/agent.conf
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PathToVadeRetro = {path to file}
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libvaderetro.so ライブラリのパスです。
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デフォルト値:
PathToVadeRetro = %var_dir/lib/libvaderetro.so
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ExpiredTimeLimit = {number}
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ライセンスキーの有効期限について、残り日数を知らせるための指定です。
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デフォルト値:
ExpiredTimeLimit = 14
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ESLockfile = {path to file}
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ロックファイルのパスです。ロックファイルが存在している場合、Dr.Web Updaterはcronによる自動実行はされません。
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デフォルト値:
ESLockfile = %var_dir/run/es_updater.lock
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