[ProxyClient]セクション

[ProxyClient]セクションではdrweb-proxy-clientモジュールに関する設定が定義されています。

ProxyServersAddresses = {list of sockets}

drweb-proxy-server コンポーネントが使用するソケットアドレスのリストを指定します。

アドレスは次のように指定します: ADDRESS1 [WEIGHT1], ADDRESS2 [WEIGHT2] ..

ADDRESSは基本的なアドレスタイプです。WEIGHTは0から100までのオプションの数値で、このアドレスの「重さ」を定義します。このWEIGHTはネットワーク内の1つのホスト上での相対負荷を定義します。値が大きいほどサーバ上の負荷は大きくなります。

drweb-proxy-clientと同じホスト上で動作しているReceiverコンポーネントから受け取ったメールは、これらのソケットを使用して該当するソフトウェアに渡され、スキャンされます。これらのアドレスの中には少なくとも1つ有効なサーバアドレスが含まれている必要があります。アドレスはUsing Proxyに記載されたアルゴリズムに応じて使用されます。

デフォルト値:

ProxyServersAddresses = inet:8088@SERVER-IP

Address = {list of sockets}

drweb-proxy-serverコンポーネントからメール送信のリクエストを受け取る為に Senderコンポーネントが使用するソケットアドレスのリストを指定します。

drweb-proxy-server コンポーネントはProxyServer] セクションProxyClientsAddressesパラメータに設定された値に応じて、これらのアドレスにメールを送信します。

デフォルト値:

Address = inet:8066@0.0.0.0

MailPoolOptions = {pool settings}

Receiverコンポーネントからのリクエストを処理するスレッドプールの設定を指定します。

スレッドプールはReceiverコンポーネントからのリクエストを処理し、チェックの為にメッセージをリモートdrweb-proxy-serverコンポーネントに送信します。チェックの後、メッセージはReceiverコンポーネントに返されるか、またはSenderコンポーネント経由で送信されます。

デフォルト値:

MailPoolOptions = auto

SenderPoolOptions = {pool settings}

drweb-proxy-serverコンポーネントからのSenderコンポーネント経由でのメール送信リクエストを処理するスレッドプールの設定を指定します。

メッセージがSenderコンポーネントに送信される前に一時ディレクトリが作成され、そこにメッセージが保存されます。Senderの動作結果はdwreb-proxy-serverに返されます。

デフォルト値:

SenderPoolOptions = auto