Modifierプラグインのセットアップ

プラグインの動作に関する主要なパラメータは全て%etc_dir/plugin_modifier.conf 設定ファイル内で設定します。設定ファイルの構造やパラメータの種別についての説明は設定ファイルを参照してください。パラメータは設定ファイル内での順番のとおりに説明します。

[Modifier]セクションではModifierプラグインの一般設定が定義されています。

[Modifier] セクション

GlobalRules = {list of rules}

メッセージ処理のグローバルルールを設定します。詳細および例はreadmeファイルをご覧下さい。ルールはGlobalRulesパラメータ内でカンマで区切って指定します。4つのグループのルールがあります。

メールメッセージ全体に適用されるコマンド
opass - それ以上の検査を実行せずにメッセージを通過させます。
oreject - メールを拒否して送信者に通知します。
odiscard - メールを拒否して通知しません。
onotify - 通知を送信します。
otempfail - 一時的なサーバの失敗を送信者にレポートします。
メッセージの選択したパートに適用されるコマンド
選択したエレメントを変更するためのコマンド
if/else条件を作成するコマンド

例:

以下のルールはメッセージにhtmlファイルを追加します。

GlobalRules = select message, append_html "lookup:file:/maild-files/somehtml.html"

以下のルールは指定したユーザからのメッセージを削除します。

GlobalRules = select mime(headers) From "weirdohacker@server.net", if found, reject, endif

デフォルト値:

GlobalRules = rule1, rule2, ...

Encoding = {text value}

ルールから直接append_textおよびprepend_textコマンドで挿入するテキストの、プラグインによって指定するエンコードです。

デフォルト値:

Encoding = koi8-r