RunForeground = {Yes | No}

Yesの場合、Monitorはdaemonモードを使用できません。

通常は、デフォルトのNo（デーモン）を使用します。特別なユーティリティ（daemontoolsなど）を使用する場合にYesを指定します。

User = {user name}

特定のユーザ権限でMonitorを実行するユーザ名の指定です。

Group = {group name}

特定のユーザ権限でMonitorを実行するユーザのグループの指定です。

PidFileDir = {path to directory}

Monitorの起動時にそのPIDファイルが保存されるディレクトリの指定です。

ChDir = {path to directory}

Monitor起動時に作業ディレクトリを変更する場合の指定です。指定した場合、Monitor は作業ディレクトリを指定されたディレクトリに変更します。

MetaConfigDir = {path to directory}

メタ設定ファイル（meta-configuration files）があるディレクトリ名の指定です。MonitorとDr.Web製品の他のモジュールが連携するために必要な設定が定義されています。Dr.Webによって提供されるため、編集の必要はありません。

Address = {address}

Monitorが制御シグナルを受信するために使用するソケットの指定です。

Timeout = {time in seconds}

Monitorと他のDr.Webモジュールが接続を確立する際のタイムアウト値の指定です。

TmpFileFmt = {text}

一時ファイル名の指定です。

例：path_to_file.XXXXXX　X - 一時利用する乱数

RunAppList = {text}

Monitorによって起動するモジュールの指定です。カンマ区切りで複数指定が可能です。

システムからコンポーネントをアンインストールする場合には、RunAppListパラメータ値からそのコンポーネント名を削除する必要があります。それ以外の場合、Monitorがその他のコンポーネントを起動及び初期化することが出来なくなくなります。

UseEnterpriseMode = {Yes | No}

Enterpriseモードの指定です。

Yesの場合、Monitorによって起動するモジュールの一覧は、RunAppListパラメータからではなく、drweb-agent から受け取ります。

Noの場合、Standaloneモードで動作します。

RecoveryTimeList= {time in seconds}

モジュールを再起動する際のインターバル（秒）の指定です。

カンマ区切りで複数の値を指定することができます。1つ目のパラメータ値で指定されたインターバルの後、モジュールの再起動を試みます。2回目の試行は2つ目のパラメータ値で指定し、3回目以降も同じです。

InjectCmd = {string}

レポートを送信するコマンドの指定です。

root@localhost以外のアドレスにレポートを送信したい場合は、そのアドレスをコマンド内で指定する必要があります。

AgentAddress = {socket address}

MonitorがAgentと連携するために使用するソケットの指定です。（Dr.Web Agentの設定ファイルのAddress パラメータで指定されている値と同じである必要があります。）

AgentResponseTime = {time in seconds}

drweb-agentモジュールからの応答を待つ最大時間（秒）の指定です。

指定時間の間にAgentから応答がない場合、Monitorはdrweb-agentエージェントが動作していないと判断し、Agentの再起動を試みます。