制御メールの使用

隔離へのアクセスは特別な制御メール経由でも可能です。Subjectフィールド内のそれらのメールにはdrweb-maildによって実行されるコマンドが含まれています。メールはDr.Web MailD設定ファイル内[Notifier]セクションのFilterMailパラメータ内で、またはこのメールに対するローカルルール内で指定されたアドレスに送信される必要があります。制御メールに対するACLのセットアップはDr.Web MailD設定ファイル内[Maild]セクションのOnlyTrustedControlMailsパラメータのセットアップ値によって実行されます。

制御メールはDr.Web MailD設定ファイル内[Quarantine]セクションのAccessByEmailパラメータにYesが設定されている場合に有効となります。

隔離からメールを受け取るには制御メールのSubjectフィールド内でq:relative_path_to_fileを指定してください。relative_path_to_fileは隔離内にあるファイルへの相対パスです(例:/def/drweb/F/00014F8F.DW_SHOT_PRODUCT.QqFpdH)。

隔離メッセージの要求は、その送信者、または受信者の内の1人が制御メールの送信者と同一である場合のみ可能です。

メッセージが隔離された際にDr.Web MailD通知サービスによって送信されるレポート内の該当するリンクをクリックすると、MUAによって自動的に制御メールを作成することができます。