qmail MTAとの統合

qmailの動作の原理は、メールシステムをオーバーライドするということに基づいています(proxying)。qmail-queueモジュールのインターフェースセット経由で、フィルタがメッセージを受信して検査を行い、感染していなければそれをqmail-queueに移します。

このモードでの動作には次の制限があります。drweb-qmailが検査要求をリッスンするUNIXソケット(Dr.Web MailD設定ファイル[Qmail]セクションのListenUNIXSocketsパラメータ内で設定します)が、一定のパスの範囲内に置かれていなくてはなりません。パスのリストを表示するには、qmail-queue--helpコマンドラインパラメータで実行してください。

Dr.Web MailDとの連携にはqmailのバージョン1.03以降が必要です。受信するメールが失われるのを防ぐため、フィルタをインストールするのはqmailが停止している時のみにしてください。