Exim MTAの設定

初期設定は、どちらの接続方法の場合でも同じです。

まず最初に、Exim設定ファイルのMAIN CONFIGURATION SETTINGSセクション内で、信頼できるユーザのリストにdrwebユーザを加える必要があります。

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#          MAIN CONFIGURATION SETTINGS       #

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trusted_users = drweb

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Eximが、drweb-senderからメッセージを受け取った直後にメールの配信を実行し、その過程で重大な遅延が生じた場合(例:SMTPを使用している際に)、[Sender]セクションのPipeTimeoutパラメータで指定されたタイムアウトが適用されることがあるので注意してください。Eximは配信が完了するまで受信成功のコードをdrweb-senderに返さないからです。この問題を回避するために、最初に全てのメッセージをキューに送信し、その後で配信を実行するようにEximを設定することが出来ます。

Exim設定ファイルに新しいaclを追加します。

acl_check_drweb_scanned:

warn

condition = ${if and {{def:received_protocol}{eq {${received_protocol}}\

{drweb-scanned}}} {yes}{no}}

control = queue_only

accept

その後、それを有効にしてください。

acl_not_smtp = acl_check_drweb_scanned