ウイルス統計情報

Agentはウイルス統計情報をコントロールモジュールから受け取り、Dr.Webのウイルス統計サイト http://stat.drweb.com/ (インターネット接続が可能な場合)、またはDr.Web Enterprise Security SuiteAgentEnterpriseモードで動作している場合)に送信します。Agentがこの統計サイトに接続するには、ユニークなユーザ識別子(UUID)が必要です。デフォルトでは、ライセンスキーファイルのMD5チェックサムがUUIDとして使用されます。Dr.Webテクニカルサポートサービスに依頼してUUIDを取得することも可能ですが、この場合は、Agentの設定ファイルで明示的にUUIDを指定する必要があります。

統計サイトでは、ある特定のサーバ、Dr.Web Anti-virus for UNIX systemsによって、あるいはアンチウイルスプラグインを持ったDoctor Webソリューションによってサポートされた全てのサーバに対するウイルスの集計を見ることが出来ます。Agentは、連携する複数の異なるDr.Web製品から同時に統計を処理することが出来ます。

統計処理結果には期間中に最も多く検出されたウイルスに関する情報(検出の数、全体の割合)が含まれています。

統計はHTMLとXML形式になっています。このデータを他のサイトに載せる場合、Webサイトのコンセプトやデザインに合わせて変化させることが可能な後者が便利です。

http://stat.drweb.com/にアクセスすることで、Dr.Webによって収集されたウイルス統計情報を参照することができます。サポートする全てのサーバについての、検出されたウイルスの数および全体の割合のリストを見ることが出来ます。

 

warning

このWebページは、お使いのブラウザによって表示が異なる場合があります。

 

 

Virus Statistics_en

15. ウイルス統計情報

検索条件を変更して何度も検索するには:

1.MailまたはFilesフラグを指定して、電子メール内で検出されたウイルスの統計を表示するか、ファイル内で検出されたウイルスの統計を表示するかを選択します。
2.Start dateEnd dateのドロップダウンリストで、検索対象とする期間を指定します。
3.Topフィールドに、統計テーブルで表示するウイルスの数を入力します(最も多く検出されたウイルスから表示されます)。
4.統計をグラフィックでも表示したい場合は Plot graph チェックボックスにチェックを入れます。
5.Queryボタンをクリックします。 http://info.drweb.com/export/xml/top でウイルス統計情報のXMLフォームを確認することができます。

 

例:

<drwebvirustop period="24" top="5" vdbaseurl="http://info.drweb.com/virus_description/" updatedutc="2009-06-09 09:32:02">

   <item>

       <vname>Win32.HLLM.Netsky</vname>

       <dwvlid>62083</dwvlid>

       <place>1</place>

       <percents>34.201062139103</percents>

   </item>

   <item>

       <vname>Win32.HLLM.MyDoom</vname>

       <dwvlid>9353</dwvlid>

       <place>2</place>

       <percents>25.1303270912579</percents>

   </item>

   <item>

       <vname>Win32.HLLM.Beagle</vname>

       <dwvlid>26997</dwvlid>

       <place>3</place>

       <percents>13.4593034783378</percents>

   </item>

   <item>

       <vname>Trojan.Botnetlog.9</vname>

       <dwvlid>438003</dwvlid>

       <place>4</place>

       <percents>7.86446592583328</percents>

   </item>

   <item>

       <vname>Trojan.DownLoad.36339</vname>

       <dwvlid>435637</dwvlid>

       <place>5</place>

       <percents>7.31494163115527</percents>

   </item>

</drwebvirustop>

このファイルでは以下のXML属性が使用されています。

period – 統計情報の収集期間(時間)
top 統計情報内での、多く検出されたウイルスの順位
updatedutc 統計情報の最終更新日時
vname ウイルス名
place 統計上のウイルスの場所
percents 検出の割合

 

warning

periodパラメータの値とサンプルのサイズはユーザが変更することは出来ません。

 

パーソナライズされた統計情報を得るには:

以下のいずれかのWebページにアクセスしてください。

HTMLでの統計情報を見るには http://stat.drweb.com/view/<UUID> にアクセスしてください。
XMLフォームでの統計情報を見るには http://stat.drweb.com/xml/<UUID> にアクセスしてください。

どちらの場合も <UUID> はライセンスキーファイルのMD5チェックサムです(Dr.Webテクニカルサポートから受け取ったUUIDを持っていない限り)。

例:

<drwebvirustop period="24" top="2" user="<UID>" lastdata="2005-04-12 07:00:00+04">

   <item>

       <caught>69</caught>

       <percents>24.1258741258741</percents>

       <place>1</place>

       <vname>Win32.HLLM.Netsky.35328</vname>

   </item>

   <item>

       <caught>57</caught>

       <percents>19.9300699300699</percents>

       <place>2</place>

       <vname>Win32.HLLM.MyDoom.54464</vname>

   </item>

</drwebvirustop>

このファイルでは以下のXML属性が使用されています。

period – 統計情報の収集期間(時間)
top – 統計情報内での、多く検出されたウイルスの順位
user – ユーザ識別子
lastdata – ユーザがサーバにデータを送信した最終日時
vname – ウイルス名
place – 統計上のウイルスの場所
caught – ある特定のウイルスの検出数
percents – 検出の割合

 

warning

periodパラメータの値とサンプルのサイズはユーザが変更することは出来ません。