他のソフトウェアとの連携

他のソフトウェアとの連携は、Agentのmetaconfigurationファイル（amc-files）によって行われます。これらのファイルは、それぞれのDr.Webモジュールが Agentから受け取る設定パラメータ値を定義します。

このモジュールの名前が付いたApplicationセクションで、それぞれのモジュールに関する設定が定義されています。セクションの終端では、EndApplicationを指定する必要があります。

モジュールの設定には以下のパラメータが定義されている必要があります。

•	id: Dr.Web Enterprise Security Suite内のモジュールのID。

•	ConfFile: モジュールの設定ファイルへのパス。

•

Components: コンポーネントの定義。セクションの終端ではEndComponentsを指定する必要があります。それぞれのコンポーネントに対して、名前、設定ファイル内のセクション一覧、およびそれらのセクション内の、コンポーネントの正常な動作に必要なパラメータが指定されます。セクションの一覧、およびパラメータはカンマで区切られます。個々のパラメータを正しく定義するためにフルパスを指定してください（例：/Quarantine/DBISettings）。セクションの定義には名前のみ指定してください（例：General）。セクションおよびパラメータの定義では改行にバックスラッシュ（\）を使用します。

Dr.Web MailD for Linuxのamc-fileの例:

Application "MAILD"

id 40

ConfFile "/etc/drweb/maild_smtp.conf"

Components

lookup_ldap LDAP

lookup_regex REGEX

drweb-maild General, Logging, MailBase, Stat, Maild, Filters,

Quarantine, /_Rules=Rule*:Rules, /Reports/Send,

/Reports/SendTimes, /Reports/Names, /Reports/MaxPoolSize,

/Reports/MaxStoreInDbPeriod,Reports/CheckForRemovePeriod,

/Notifier/FilterMail, /Notifier/NotifyLangs,

/Notifier/LngBaseDir

drweb-notifier General, Logging, Notifier, /Sender/Method, /_Rules,

Reports, /Filters/BeforeQueueFilters,

/Filters/AfterQueueFilters, /Quarantine/AccessByEmail,

/Quarantine/StoredTime

drweb-sender General, Logging, Sender

drweb-receiver General, Logging, /Maild/ProtectedNetworks,

/Maild/ProtectedDomains, /Maild/IncludeSubdomains,

SASL, Receiver

EndComponents

EndApplication