2.3.3.1. インストーラのバックグラウンドモードでの Dr.Web Enterprise Agent のインストール

Dr.Web Enterprise Agentをインストーラのバックグラウンドモードでインストールするには

1.アンチウイルスソフトウェアをインストールするワークステーションから、サーバー にある Agent インストレーションのネットワークカタログ(デフォルトではInstallerフォルダ)に入り drwinst.exe プログラムを実行します。

デフォルトでは、パラメータ無しで実行される drwinst 指令はネットワークをスキャンするのに マルチキャスト モードを使用し、最初に見つかった サーバー から Agent をインストールしようとします。

 

アクティブな サーバー の検索に マルチキャスト モードを使用すると、Agent のインストールは最初に見つかった サーバー から行われます。pubキーが サーバー キーと一致しない場合、インストールは失敗します。その場合は サーバー アドレスを明示的に指定してください(下記参照)。

 

drwinstオプションパラメータと一緒に使用することが出来ます。

サーバー の検索に マルチキャスト モードを使用しない場合、DNS サービス内で ESS Server にドメイン名を指定し、Agent をインストールする際にその名前を使用することを推奨します。

drwinst <Server_DNS_name>

特に、ESS Server を他のコンピューターに再インストールする場合に便利です。

サーバー のアドレスを次のように明示的に指定できます。

drwinst 192.168.1.3

インストール中に -regagent オプションパラメータを使用することで Agent プログラムの追加と削除 リストに登録することができます。

グラフィカルモード でインストールを実行するには -interactive パラメータを使用して下さい。

 

ネットワークインストーラ パラメータの一覧は付録 H4. ネットワークインストーラ を参照してください。

 

2.インストール後、Enterprise Agent のソフトウェアがコンピューターにインストールされています(アンチウイルスパッケージはまだインストールされていません)。

3.端末が サーバー で承認された後 (Enterprise Server 設定に必要な場合)、アンチウイルスパッケージは自動的にインストールされます。

4.Agent の指示に従ってコンピューターを再起動してください。