G5. Repository Loader設定ファイル

drwreploader.conf Repository Loader設定ファイルはXMLフォーマットで、Serverインストールフォルダの etc サブフォルダ内にあります。

設定ファイルを使用するには

コンソールユーティリティの場合、ファイルへのパスは--configスイッチで指定する必要があります。

グラフィカルユーティリティの場合、ファイルはユーティリティフォルダに存在する必要があります。ユーティリティが設定ファイルなしで実行されると、ユーティリティフォルダに設定ファイルが作成され、次の起動時に使用されます。

Repository Loader設定ファイルパラメータの説明:

<mode value="" path="" archive="" key="">

属性の説明:

属性

説明

可能な値

value

ローディングモードを更新します。

repository - リポジトリがサーバーリポジトリフォーマットでダウンロードされます。ロードされたファイルはServerリポジトリの更新と同時にControl Center経由で直接インポートできます。

mirror - リポジトリがGUS更新ゾーンフォーマットでダウンロードされます。ロードされたファイルはローカルネットワークの更新ミラーに置くことができます。以後、GUS サーバーからではなく、リポジトリの最新バージョンを含んだこの更新ミラーから直接更新を受け取るようServerを設定できます。

repository | mirror

path

リポジトリをダウンロードするフォルダ。

archive

ダウンロードしたリポジトリを自動的にzipファイル形式でアーカイブします。これにより、ダウンロードしたリポジトリアーカイブをControl Centerの 管理 → リポジトリコンテンツ セクションにインポートできるようになります。

yes | no

key

Dr.Webライセンスキーファイル。ユーザーは、ライセンスキーの代わりにライセンスキーのMD5ハッシュのみ指定できます。MD5ハッシュはControl Centerの 管理 → ライセンスマネージャー セクションで確認できます。

<log path="" verbosity="" rotate="">

Repository Loaderログの設定。

属性の説明:

属性

説明

可能な値

path

ログファイルへのパス。

verbosity

ログの詳細レベル。デフォルトはTRACE3です。

ALL、DEBUG3、DEBUG2、DEBUG1、DEBUG、TRACE3、TRACE2、TRACE1、TRACE、INFO、NOTICE、WARNING、ERROR、CRITALL値とDEBUG3値はシノニムです。

rotate

<N><f>,<M><u>フォーマットのRepository Loaderログローテーションモード。サーバーログローテーションと同じです。

デフォルトでは10,10mで、圧縮を使ってそれぞれ10メガバイトのファイルを10個保存するという意味になります。

<update url="" proto="" cdn="" update-key="" version="">

リポジトリの一般的なローディング設定。

属性の説明:

属性

説明

可能な値

.url

Dr.Web製品の更新を含むGUSサーバーのフォルダ。

proto

更新サーバーから更新を受信するプロトコルのタイプ。全てのプロトコルで、更新はGUSサーバーリストの設定に沿ってダウンロードされます。

http | https | ftp | ftps | sftp | scp | file

cdn

Content Delivery Networkを使用してGUSからリポジトリをダウンロードすることを許可します。

yes | no

update-key

GUSからロードされた更新の署名を検証するためのパブリックキーまたはパブリックキーのフォルダへのパス。更新を検証するためのupdate-key-*.upubパブリックキーは、Dr.Web Serverの etc フォルダにあります。

version

更新をロードする必要のあるServerのバージョン。

<servers>

サーバーリストを更新します。GUSサーバーのリストでの順番は、リポジトリのダウンロード時にユーティリティと接続される順番になります。

更新サーバーを定義する<server>子エレメントを含みます。

<auth user="" password="">

更新サーバーで認証が必要な場合のユーザー認証情報。

属性の説明:

属性

説明

user

更新サーバーのユーザー名。

password

更新サーバーのパスワード。

<proxy host="" port="" user="" password="" />

プロキシサーバー経由でGUSに接続するためのパラメータ。

属性の説明:

属性

説明

host

プロキシサーバーのネットワークアドレス。

port

プロキシサーバーのポート番号。デフォルトは3128です。

user

使用するプロキシサーバーで認証が要求される場合のユーザー名。

password

使用するプロキシサーバーで認証が要求される場合のパスワード。

<ssl cert-mode="" cert-file="">

自動的に承認されるSSL証明書のタイプ。このオプションは、暗号化をサポートする安全なプロトコルにのみ使用されます。

属性の説明:

属性

説明

可能な値

cert-mode

証明書を自動的に許可します。

any - 全ての証明書を許可

valid - 有効な証明書のみを許可

drweb - Dr.Web証明書のみを許可

custom - ユーザー指定の証明書を許可。

cert-file

証明書ファイルへのパス。

<ssh mode="" pubkey="" prikey="">

SCP/SFTPによるアクセス時の更新サーバー上の認証種別。

属性の説明:

属性

説明

可能な値

mode

認証種別。

pwd - パスワードを使用する認証。パスワードは<auth/>タグに設定されています。

pubkey - パブリックキーを使用する認証。パブリックキーは、pubkey属性に設定されているか、prikeyで指定されたプライベートキーから抽出されます。

pubkey

パブリックSSHキー

prikey

プライベートSSHキー

<products>

製品の設定をロードします。

<product name="" update="">

各製品の個別設定。

属性の説明:

属性

説明

可能な値

name

製品名。

05-drwmeta - Dr.Web Serverセキュリティデータ

10-drwbases - ウイルスデータベース

10-drwgatedb - SpIDer Gateデータベース

10-drwspamdb - アンチスパムデータベース

10-drwupgrade - Dr.Web Updater

20-drwagent - Dr.Web Agent for Windows

20-drwandroid11 - Dr.Web Agent for Android

20-drwcs - Dr.Web Server

20-drwunix - Dr.Web Agent for UNIX

40-drwproxy - Dr.Web Proxy Server

80-drwnews - Doctor Web ニュース

update

この製品のダウンロードを有効にします。

yes | no

<schedule>

定期的に更新を受信するスケジュール。この場合ユーザーはユーティリティを手動で起動する必要がなく、リポジトリのダウンロードは、指定した時間帯に合わせて自動実行されます。

<job period="" enabled="" min="" hour="" day="" />

ロード実行スケジュールの設定。

属性

説明

可能な値

period

ロードタスク実行の周期。

every_n_min - N分毎

hourly - 毎時

daily - 24時間毎

weekly - 毎週

enabled

ダウンロードタスクが有効。

yes | no

min

タスクを実行するまでの分。

0~59の整数

hour

タスクを実行するまでの時間。dailyweeklyに関連。

0~23の整数

day

タスクを実行するまでの日数。 weeklyに関連。

mon - 月曜日

tue - 火曜日

wed - 水曜日

thu - 木曜日

fri - 金曜日

sat - 土曜日

sun - 日曜日