Dr.Web Serverのインストール

Dr.Web Enterprise Security Suiteアンチウイルスをインストールする際の最初の手順は、Dr.Web Serverをインストールすることです。Dr.Web Serverが正しくインストールされるまで、他のDr.Web Enterprise Security Suiteコンポーネントをインストールすることはできません。

Dr.Web Serverのフルパッケージをインストールするには、次の2つの手順を行います。

1.ゼネラルディストリビューションキットのインストール。ゼネラルディストリビューションキットからはDr.Web Serverがインストールされます。また、含まれているアンチウイルス保護パッケージはWindows環境で動作する端末のみを対象としています。

2.エクストラディストリビューションキットのインストール。エクストラディストリビューションキット(Extra distribution kit)には対応する全てのOSの保護する端末にインストールするための、Enterprise製品全てのディストリビューションが含まれています。このパッケージは、Dr.Web Serverゼネラルディストリビューションキットがインストールされているコンピューターに対する追加としてインストールされます。

Dr.Web Serverのインストール手順はServerのバージョン(WindowsかUNIX系OSか)に応じて異なります。

インストールの際に設定されたパラメータは全て、アンチウイルスネットワーク管理者が後から変更できます。

 

サーバーソフトウェアがすでにコンピューターにインストールされている場合は、Dr.Web Enterprise Security Suite for Windows®のアップグレード、またはDr.Web Enterprise Security Suite for UNIX®系のOSのアップグレードをそれぞれ参照してください。

前回インストールされたDr.Web ServerがDr.Web Serverソフトウェアのインストール前にアンインストールされている場合、リポジトリの内容はインストール中に削除され、新しいバージョンがインストールされます。何らかの理由により古い内容が削除されていない場合は、新しいバージョンのDr.Web Serverをインストールする前に手動で削除し、インストール後に新しいリポジトリを作成します。

 

Dr.Web Serverインストールフォルダの名前に使う言語は、Unicode対応でないプログラムに対してWindowsの言語設定で指定されたものと一致するようにしてください。それ以外ではDr.Web Serverのインストールは完了しません。

インストールフォルダ名について、英語は例外になります。

Dr.Web Serverと一緒にDr.Web Security Control Centerがインストールされ、アンチウイルスネットワークの管理とDr.Web Serverの設定を行う際に使用されます。

デフォルトでは、Dr.Web ServerはWindows上ではインストール後に自動で起動します。UNIX系OSの場合は手動で起動する必要があります。