プロキシサーバーアカウントの作成

管理者は、プロキシを接続(およびトラフィックを転送)する各サーバーでプロキシサーバーアカウントを作成する必要があります。

Dr.Web Security Control Centerを経由してプロキシサーバーアカウントを作成するには

1.親グループにプロキシサーバーを作成する場合は、管理者マニュアルプロキシサーバーのリモート設定セクションの説明に従って親グループの設定を指定します。この場合、指定した設定は、接続時にプロキシサーバーによって継承されます。これらの設定は、プロキシサーバーアカウントの作成後に指定できますが(継承の場合は親グループで、プロキシサーバー自体は個別に)、作成するアカウントにプロキシサーバーを接続する前に指定します。

プロキシサーバーに接続する前に設定が指定されていない場合、設定ファイルはダウンロードされません。サーバーに設定の管理が許可されている場合、プロキシサーバーは、接続したサーバーの設定が設定されるまで、現在の設定を使用します。

2.Control Centerのメインメニューで アンチウイルスネットワーク を選択します。

3.プロキシサーバーを作成する手順は、既存の端末にDr.Web Agentとともにプロキシサーバーをインストールするか、プロキシサーバーを個別にインストールするかによって異なります。

アクションタブ

Agentとともにインストール

個別のインストール

a)

1.アンチウイルスネットワークツリーで、接続されるProxy Serverをインストールする端末を選択します。

2.選択した端末のプロパティペインで、プロキシサーバー セクションに移動します。

+

b)

1.アンチウイルスネットワークツリーで、接続されるProxy Serverをインストールする端末を選択します。

2.ツールバーで、ネットワークオブジェクトを追加 → プロキシサーバーの作成を選択します。

+

+

c)

1.アンチウイルスネットワークツリーで端末が選択されていないことを確認します。

2.ツールバーで、ネットワークオブジェクトを追加 → プロキシサーバーの作成を選択します。

+

+

端末にAgentとともにインストールする際にプロキシサーバーアカウントを作成する場合、プロキシサーバーのインストールは、プロキシサーバーアカウントが作成された後に、Agentを経由して自動的にバックグラウンドモードで実行されます(Dr.Web Agent for Windowsインストール内へのプロキシサーバーのインストールも参照)。

個別インストールでプロキシサーバーアカウントを作成する場合は(Agentとの接続なし)、サーバーディストリビューションキットに付属のインストールパッケージから管理人が手動でプロキシサーバーをインストールする必要があります。

4.ID フィールドに、作成されるアカウントの一意のIDが自動的に作成されます。必要な場合は、IDを編集することができます。

5.名前 フィールドに、アンチウイルスネットワークツリーに表示されるプロキシサーバー名を指定します。

6.パスワードパスワードの確認 フィールドでは、プロキシサーバーがサーバーにアクセスする際に使用するパスワードを指定できます。パスワードを指定しない場合、パスワードが自動的に生成されます。

プロキシサーバーのIDとパスワードは、シングルコピーで使用されます。プロキシサーバーが接続する全てのサーバーで、同じ認証情報を使用してプロキシサーバーアカウントを作成する必要があります(Dr.Web Serverへのプロキシサーバーの接続を参照)。

 

プロキシサーバーアカウントを作成した後は、IDを編集できません。

7.ステップ3.b)と3.c)では、端末 フィールドに、このプロキシサーバーが接続する、Agentがインストールされている既存の端末が入ります。

ステップ3.b)では、端末 フィールドに、選択された端末のIDが自動的に追加されます。

ステップ3.c)では、端末 フィールドは空になります。

プロキシサーバーをインストールする端末を指定するには、 をクリックし、開いたウィンドウのアンチウイルスネットワークツリーから既存のステーションを選択します。

プロキシサーバーを端末に接続せず、手動でインストールするプロキシサーバーに接続するためには、端末 フィールドは空のままにしておきます。端末 フィールドがすでに指定されている場合は、 をクリックして、接続される端末を削除します。

8.メンバーシップ セクションでは、作成したプロキシサーバーを含むグループを指定できます。グループを変更する場合は、特定のリスト内で該当するグループの横にチェックを入れます。

プロキシサーバーは1つのグループにのみ含めることができます。

プリインストールされているProxiesグループとそのサブグループのみを選択できます。

9.保存 をクリックします。

開いたウィンドウには、プロキシサーバーの作成が成功したことを示すメッセージと、サーバーにアクセスするためのパスワードが表示されます。パスワードを表示するには、 をクリックします。

管理者は、次のような場合に、Control Centerで作成したプロキシサーバーアカウントのIDとパスワードを使用して、プロキシサーバーをサーバーに接続する必要があります。

グラフィカルインストーラ経由でプロキシサーバーをインストールする際

プロキシサーバーをインストールした後に手動で(UNIX系OSのみ)