G1. Dr.Web Server 設定ファイル

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drwcsd.conf Server 設定ファイルは、デフォルトでは Server ルートフォルダのetcサブフォルダ内にあります。 Server がコマンドラインパラメータで動作している場合、設定ファイルの標準以外のロケーション、および名前を設定することができます(詳細は付録 H4. Dr.Web Server を参照してください)。

Dr.Web Server設定ファイルを手動で管理するには:

1.Server を停止してください(管理者マニュアルDr.Web Server の起動と停止 参照)。

2.セルフプロテクションを無効にします(セルフプロテクションがアクティブな Agent をインストールした場合 - Agent のコンテクストメニュー内)。

3.Server 設定ファイルを管理します。

4.Server を起動してください(管理者マニュアルDr.Web Server の起動と停止 参照)。

Dr.Web Server 設定ファイルフォーマット

Server設定ファイルはXMLフォーマットです。

Dr.Web Server 設定ファイルパラメータ:

<version value=''>

設定ファイルの現在のバージョンです。

<name value=''/>

Agent、Agent インストーラ、Control Centerによる検索中に使用される、Dr.Web Server または Dr.Web Server クラスタの名前です。Dr.Web Server がインストールされているコンピューターの名前を使用する場合は空欄のままにしてください(デフォルトでは'' が使用されています)。

<id value=''/>

Serverのユニークな識別子です。これまでのバージョンではServerライセンスキー内に置かれていましたが、バージョン 10 以降では Server 設定ファイル内に保存されています。

<location city='' country='' department='' floor='' latitude='' longitude='' organization='' province='' room='' street=''/>

Server の地理的位置です。

属性の説明:

属性

説明

都市名

都市名

部署名

部署名

所在階

所在階

緯度

緯度

経度

経度

組織

組織名

県名

部屋番号

部屋番号

番地

番地

<threads count=''/>

Agent からのデータを処理するスレッドの数です。最小値は5で、デフォルトでは5になっています。このパラメータは Server のパフォーマンスに影響します。テクニカルサポートからの指示がない限り、変更しないことを推奨します。

<newbie approve-to-group='' default-rate='' mode=''/>

新規端末のアクセスモードです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

approve-to-group

-

アクセスを自動的に許可する モードで、新しい端末に対してデフォルトでプライマリに設定されているグループです(mode='open')。

値が空の場合、Everyone グループがプライマリとして割り当てられます。

default-rate

-

AV-Desk向け。アクセスを自動的に許可する モードで、新しい端末に対してデフォルトで課金に設定されているグループです(mode='open')。

値が空の場合、Dr.Web Premium グループが課金として割り当てられます。

mode

open—アクセスを自動的に許可する,

closed—常にアクセスを拒否する,

approval—手動でアクセスを承認する.

新しい端末の承認ポリシーです。

-

詳細については 管理者マニュアル新しい端末の承認ポリシー を参照してください。

<unauthorized-to-newbie enabled=''/>

未承認端末に対するアクションのポリシーです。enabled の可能な値は以下のとおりです:

yes—承認に失敗した端末(データベースが破損しているなど)は自動的に新規端末にリセットされます。

no (デフォルト)—通常の動作モードです。

<maximum-authorization-queue size=''/>

Server 上での承認待ちキュー内の端末数上限です。デフォルト設定の変更は、テクニカルサポートによる指示があった場合のみ行うようにしてください。

<reverse-resolve enabled=''/>

IPアドレスをDr.Web Serverログファイル内の DNS 名で置き換えます。enabled の可能な値は以下のとおりです:

yes—DNS名を表示します。

no(デフォルト)—IP アドレスを表示します。

<replace-netbios-names enabled=''/>

コンピューターのNetBIOS名をDNS名で置き換えます。enabled の可能な値は以下のとおりです:

yes—DNS名を表示します。

no(デフォルト)—NetBIOS名を表示します。

<dns>

DNS設定です。

<timeout value=''/>

DNS正引き・逆引きのタイムアウト(秒)です。解決するまでの待ち時間に制限を設けない場合は値を0に設定してください。

<retry value=''/>

DNSクエリの解決に失敗した場合に、クエリを繰り返す回数の上限です。

<cache enabled='' negative-ttl='' positive-ttl=''/>

DNSサーバーの応答をキャッシュに保存する時間(TTL)を設定します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

enabled

yes—応答をキャッシュに保存します。

no—応答をキャッシュに保存しません。

応答をキャッシュに保存するモードです。

negative-ttl

-

DNSサーバーからのネガティブな応答をキャッシュに保存(TTL)する時間(分)です。

positive-ttl

-

DNSサーバーからのポジティブな応答をキャッシュに保存(TTL)する時間(分)です。

<servers>

デフォルトのシステムリストに置き換わるDNSサーバーリストです。1つ以上の<server address=""/> 子エレメントを持ち、そのaddress パラメータがサーバーのIPアドレスを定義します。

<domains>

デフォルトのシステムリストに置き換わるDNSドメインリストです。1つ以上の <domain name=""> 子エレメントを持ち、そのname パラメータがドメイン名を定義します。

<cache>

キャッシュの設定です。

<cache /> エレメントには以下の子エレメントが含まれます:

<interval value=''/>

全てのキャッシュをフラッシュする間隔(秒)です。

<quarantine ttl=''/>

Server 隔離ファイルをクリーンアップする間隔(秒)です。デフォルトでは 604800 (1週間)になっています。

<download ttl=''/>

個人のインストールパッケージをクリーンアップする間隔(秒)です。デフォルトでは604800 (1週間)になっています。

<repository ttl=''/>

Serverリポジトリ内のファイルをクリーンアップする間隔(秒)です。

<file ttl=''/>

ファイルキャッシュをクリーンアップする間隔(秒)です。デフォルトでは604800 (1週間)になっています。

<replace-station-description enabled=''/>

Dr.Web Server の説明と端末上の システムプロパティ ページの コンピュータの説明 フィールドを同期させます。enabled の可能な値は以下のとおりです:

yes—Server 上の説明を端末上の説明と置き換えます。

no(デフォルト)—端末上の説明を無視します。

<time-discrepancy value=''/>

Dr.Web Server と Dr.Web Agent 間の分単位でのシステム時間の違いを許可します。指定値よりも差が大きい場合はDr.Web Server の端末ステータスにその旨が表示されます。デフォルトでは3分に指定されています。値が空の場合、または0が指定されている場合、システム時間の違いはチェックされません。

<encryption mode=''/>

トラフィック暗号化モードです。mode の可能な値は以下のとおりです:

yes – 暗号化を使用します。

no – 暗号化を使用しません。

possible—暗号化を使用することが可能です。

デフォルトはyesです。

詳細については 管理者マニュアルトラフィックの暗号化と圧縮 を参照してください。

<compression level='' mode=''/>

トラフィック圧縮モードです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

level

1~9の整数です。

圧縮レベルです。

mode

yes – 圧縮を使用します。

no – 圧縮を使用しません。

possible—圧縮を使用することが可能です。

圧縮モードです。

詳細については 管理者マニュアルトラフィックの暗号化と圧縮 を参照してください。

<track-agent-jobs enabled=''/>

ワークステーション上で実行されたタスクの結果をモニタリングし、Server データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<track-agent-status enabled=''/>

端末の状態における変更をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<track-virus-bases enabled=''/>

端末上のウイルスデータベースの状態における変更(構成、変更)をモニタリングし、情報をServerデータベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no<track-agent-status enabled='no'/>の場合、このパラメータは無視されます。

<track-agent-modules enabled=''/>

端末上のモジュールのバージョンをモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<track-agent-components enabled=''/>

端末上のインストールされたコンポーネントリストをモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<track-agent-userlogon enabled=''/>

端末上のユーザーセッションをモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<track-agent-environment enabled=''/>

端末上のハードウェアとソフトウェアの構成をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<keep-run-information enabled=''/>

端末上で動作するアンチウイルスコンポーネントの開始と停止に関する情報をモニタリングし、それらの情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<keep-infection enabled=''/>

端末上での脅威の検出をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<keep-scan-errors enabled=''/>

端末上でのスキャンのエラーをモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<keep-scan-statistics enabled=''/>

端末上でのスキャンの統計をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<keep-installation enabled=''/>

端末上での Agent のインストールに関する情報をモニタリングし、それらの情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<隔離 enabled=''/>

端末上の 隔離 の状態に関する情報をモニタリングし、それらの情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<update-bandwidth queue-size='' value=''/>

Server からAgent に対して更新を配信する際の、ネットワークトラフィック帯域幅の上限(KB/秒)です。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

queue-size

正の整数

無制限

同時に実行することのできる Server からの更新配信セッションの上限です。上限に達した場合、Agent のリクエストは実行待ちのキューに置かれます。キューのサイズに上限はありません。

無制限

value

上限(KB/秒)

無制限

更新配信の最大速度です。

無制限

<install-bandwidth queue-size='' value=''/>

端末上での Dr.Web Agent インストール中にデータをやり取りする際のネットワークトラフィック帯域幅の上限です(KB/秒)。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

queue-size

正の整数

無制限

キューのサイズに上限はありません。Server から同時に実行することのできる Agent インストールセッション数の上限です。上限に達した場合、Agent のリクエストは実行待ちのキューに置かれます。

無制限

value

上限(KB/秒)

無制限

Agent インストール中のデータ配信の最大速度です。

無制限

<geolocation enabled='' startup-sync=''/>

Dr.Web Server間の位置情報の同期を有効にします。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

enabled

yes—同期を許可します。

no—同期を無効にします。

同期モード

startup-sync

正の整数

Dr.Web Server 間の接続を確立する際にリクエストされた情報と位置情報のない端末の数です。

<audit enabled=''/>

Dr.Web Security Control Center での管理者による操作をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<audit-internals enabled=''/>

Dr.Web Server の内部動作をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<audit-xml-api enabled=''/>

Web API経由での Dr.Web Server の動作をモニタリングし、情報をServer データベース内に保存します。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<proxy auth-list='any' enabled='no' host='' password='' user=''/>

HTTPプロキシサーバー経由での Dr.Web Server との接続パラメータです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

auth-list

none—認証を使用しません

any—サポートされているあらゆる方式

safe—サポートされているあらゆる安全な方式

以下の方式については、複数ある場合、スペースで区切って必要なすべての方式を設定します:

basic

digest

ntlm

negotiate

プロキシサーバー認証の種類です。デフォルトは「any」です。

enabled

yes—プロキシサーバーを使用します。

no—プロキシサーバーを使用しません。

HTTPプロキシサーバー経由での Dr.Web Server との接続モードです。

host

-

プロキシサーバーアドレスです。

password

-

プロキシサーバーが認証を必要とする場合のプロキシサーバーのユーザーパスワードです。

user

-

プロキシサーバーが認証を必要とする場合のプロキシサーバーのユーザー名です。

プロキシサーバーの許可する認証方式のリストを設定する場合、 only マーク(リストの最後にスペースを空けて追加します)を使用して認証方式選択のアルゴリズムを変更することができます。

詳細についてはhttps://curl.haxx.se/libcurl/c/CURLOPT_HTTPAUTH.html をご確認ください。

<statistics enabled='' id='' interval=''/>

ウイルスイベントに関する統計を stat.drweb.com の Doctor Web に送信するパラメータです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

enabled

yes—統計を送信します。

no – 統計を送信しません。

Doctor Web への統計送信モードです。

-

ID

-

Agent ライセンスキーのMD5です。

-

interval

正の整数

統計を送信する間隔(分)です。

30

<cluster>

マルチサーバーアンチウイルスネットワーク設定内でデータをやり取りする際のDr.Web Server クラスタのパラメータです。

1つまたは複数の<on multicast-group="" port="" interface=""/>子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

説明

multicast-group

Server がそれを経由して情報のやり取りを行うマルチキャストグループのIPアドレスです。

port

マルチキャストグループ内へデータを配信する際にトランスポートプロトコルが使用するネットワークインターフェースのポート番号です。

インターフェース

マルチキャストグループ内に情報を送信するための、転送プロトコルが設定されているネットワークインターフェースのIPアドレスです。

<mcast-updates enabled="">

マルチキャストプロトコル経由でワークステーション上で更新を配信するための設定です。enabledの可能な値は次のとおりです:yes または no

<mcast-updates />エレメントには1つまたは複数の<on multicast-group="" port="" interface=""/>子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

説明

multicast-group

マルチキャスト更新を受け取る端末が含まれているマルチキャストグループのIPアドレスです。

port

更新を送信する際にマルチキャストトランスポートプロトコルによって使用される、Dr.Web Server ネットワークインターフェースのポート番号です。

マルチキャスト更新では、使用可能ないずれかのポート、中でも特にServerのトランスポートプロトコル設定内で指定したポートとは異なるポートを指定する必要があります。

インターフェース

更新を送信する際にマルチキャストトランスポートプロトコルによって使用される、Dr.Web Server ネットワークインターフェースのIPアドレスです。

<mcast-updates /> エレメントには<trandfer datagram-size="" assembly-timeout="" updates-interval="" chunks-interval="" resend-interval="" silence-interval="" accumulate-interval="" />子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

説明

デフォルト

datagram-size

UDPデータグラムサイズ(バイト) - UDPデータグラムサイズをバイト単位で指定します。

設定可能な範囲は512~8192です。断片化を避けるために、ネットワークのMTU(Maximum Transmission Unit)よりも小さい値を設定することを推奨します。

4096

assembly-timeout

ファイル送信時間(分) – 1つの更新ファイルを送信する時間を指定します。指定された時間が経過した後、Server は次のファイルの配信を開始します。

マルチキャストプロトコル経由での更新中に送信に失敗した全てのファイルは、TCPプロトコル経由での標準的な更新中に送信されます。

180000

updates-interval

マルチキャスト更新間隔(分) – マルチキャストプロトコル経由での更新間隔です。

マルチキャストプロトコル経由での更新中に送信に失敗した全てのファイルは、TCPプロトコル経由での標準的な更新中に送信されます。

600000

chunks-interval

パッケージ送信間隔(分) – マルチキャストグループへのパッケージ送信間隔です。

間隔が短い(値が小さい)とパッケージの転送とネットワークに負荷をかける場合があります。このパラメータではデフォルト値の使用を推奨します。

20

resend-interval

再送要求の間隔(分) - 消失したパッケージの再送信要求を Agent が送信する間隔です。

Serverは消失したブロックを送信したのち、これらの要求を蓄積します。

1000

silence-interval

送信“待ち”間隔(分) – 割り当てられた時間内にファイルの送信を終了し、かつ指定された“待ち”時間内に Agents から消失したパッケージの再送要求を受信しなかった場合、全ての Agents が更新ファイルを受け取ったと判断し、Server は次のファイルの送信を開始します。

10000

accumulate-interval

再送リクエスト蓄積期間(分) – Server は Agent から受け取った消失したパッケージの再送信要求を、指定された期間蓄積します。

Agent から消失したパッケージの再送信要求を受け取った<%SERVER%>は指定された期間それらを蓄積し、その期間が過ぎると消失したブロックを送信します。

2000

<database connections=''>

データベース定義です。connections パラメータはデータベースとServer の接続数を定義します。デフォルトは2 になっています。デフォルト設定の変更は、テクニカルサポートによる指示があった場合のみ行うようにしてください。

<database /> エレメントには以下の子エレメントが含まれます:

<database /> は特定のデータベースを定義する1つの子エレメントのみを含むことができます。

 

設定ファイルテンプレート内にあるデータベース属性のうち、ここに記載されていないものはDoctor Web テクニカルサポートサービスからの承諾なしに変更しないようお勧めします。

<sqlite dbfile="database.sqlite" cache="SHARED" cachesize="2048" mmapsize="0" readuncommitted="off" precompiledcache="1024" serialyze="yes" synchronous="FULL" openmutex="FULL" debug="no" />

SQLite (組み込みデータベース)を定義します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

dbfile

 

データベース名

 

cache

SHARED | PRIVATE

キャッシングモードです。

SHARED

cachesize

正の整数

データベースキャッシュサイズです(1.5Kb ページ)

2048

mmapsize

正の整数

プロセスのアドレス空間に一度にマップすることのできるデータベースファイルの最大サイズ(バイト)です。

UNIX系OS—10485760

Windows—0

precompiledcache

正の整数

プリコンパイルされたSQL演算子のキャッシュサイズです(キロバイト)。

1024

synchronous

TRUE または FULL—同期

FALSE または NORMAL—通常

OFF—非同期

データ書き込みモードです。

FULL

<intdb dbfile="database.dbs" cachesize="2048" synchronous="FULL" />

Defines InitDB組み込みデータベース(SQLite2に基づく)を定義します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

dbfile

 

データベース名

 

cachesize

正の整数

データベースキャッシュサイズです(1.5Kb ページ)

2048

synchronous

TRUE または FULL—同期

FALSE または NORMAL—通常

OFF—非同期

データ書き込みモードです。

FULL

<pgsql dbname="drwcs" host="localhost" port="5432" options="" requiressl="" user="" password="" temp_tablespaces="" default_transaction_isolation="" debugproto ="yes"/>

PostgreSQL外部データベースを定義します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

dbname

 

データベースファイル名

 

host

 

PostgreSQLサーバーのホストまたはUnixドメインソケットへのパスです。

 

port

 

PostgreSQLサーバーポートまたはUnixドメインソケットファイルの拡張子です。

 

options

 

データベースサーバーに送信するコマンドラインパラメータです。

詳細についてはhttp://www.postgresql.org/docs/9.1/static/libpq-connect.html のチャプター18をご確認ください。

 

requiressl

1 | 0(Control Center 経由)

y | n

yes | no

on | off

SSL接続のみ許可します。

0

y

yes

on

user

 

データベースユーザー名です。

 

password

 

データベースユーザーのパスワードです。

 

temp_tablespaces

 

一時テーブルのネームスペースです。

 

default_transaction_isolation

read uncommitted(確定していないデータまで読み取る)

read committed(確定したデータを読み取る)

repeatable read(読み取り対象のデータを常に読み取る)

serializable(シリアライズ可能)

トランザクションの分離レベルです。

read committed(確定したデータを読み取る)

<oracle connectionstring="" user="" password="" client="" />

Oracle外部データベースを定義します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

connectionstring

 

Oracle SQL Connect のURL文字列またはOracle Netのキーワードと値のペアです。

 

user

 

データベースユーザーの登録名です。

 

password

 

データベースユーザーのパスワードです。

 

client

 

Oracle DBにアクセスするOracleインスタントクライアントのパスです。Dr.Web Server にはOracle Instant Clientバージョン11が付属しています。Oracleドライバがエラーを出力する場合や、新しいバージョンのOracleサーバーに対しては、Oracleサイトから対応するドライバをダウンロードし、この欄にドライバのパスを指定してください。

 

<odbc dsn="drwcs" user="" pass="" transaction="DEFAULT" />

ODBC経由での外部データベースへの接続を定義します。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

dsn

 

ODBC データソース名です。

drwcs

user

 

データベースユーザーの登録名です。

drwcs

pass

 

データベースユーザーのパスワードです。

drwcs

limit

正の整数

指定された回数のトランザクションが行われた後、DBMSに再接続します。

0—再接続しません

transaction

SERIALIZABLE—serializable(シリアライズ可能)

READ_UNCOMMITTED—read uncommitted data(確定していないデータまで読み取る)

READ_COMMITTED—read committed data(確定したデータを読み取る)

REPEATABLE_READ—repeatable read(読み取り対象のデータを常に読み取る)

DEFAULT—equal ""—DBMSによる

トランザクションの分離レベルです。

一部のDBMSはREAD_COMMITTED のみに対応しています。

DEFAULT

 

<acl>

アクセス制限リストです。セキュリティ タブで、Agent、ネットワークインストーラ、他の(隣接の) Dr.Web Server が、そこから Server にアクセスすることのできるネットワークアドレスに対する制限を設定することを可能にします。

<acl /> エレメントには、該当する接続の種類に対する制限を設定する以下の子エレメントが含まれます:

<install />Dr.Web Agent のインストーラがそこから Server に接続することのできるIPアドレスに対する制限のリストです。

<agent />Dr.Web Agent がそこから Server に接続することのできるIPアドレスに対する制限のリストです。

<links />—隣接する Dr.Web Server がそこから Server に接続することのできるIPアドレスに対する制限のリストです。

<discovery />サーバー検索サービス がそこからブロードキャストクエリを受け取るIPアドレスに対する制限のリストです。

全ての子エレメントは、以下の制限を定義するネストされたエレメントの同じ構造を持っています:

<priority mode="">

リストの優先順位です。modeの可能な値:"allow" または "deny""<priority mode="deny">値では、<deny />リストが<allow />リストよりも高い優先度を持ちます。いずれのリストにも含まれていないアドレス、または両方のリストに含まれているアドレスは拒否されます。<allow /> リストに含まれており、<deny /> リストには含まれていないアドレスのみが許可されます。

<allow />

そこからのアクセスを許可するTCPアドレスのリストです。<allow />エレメントには1つまたは複数の <ip address="" /><ip6 address="" /> 子エレメントが含まれます。前者はIPv4フォーマットで許可するアドレスを指定し、後者はIPv6フォーマットで許可するアドレスを指定します。address 属性は <IP address>/[<prefix>] フォーマットでネットワークアドレスを定義します。

<deny />

そこからのアクセスを拒否するTCPアドレスのリストです。 <deny /> エレメントには1つまたは複数の<ip address="" /><ip6 address="" />子エレメントが含まれます。前者はIPv4フォーマットで拒否するアドレスを指定し、後者はIPv6フォーマットで拒否するアドレスを指定します。address 属性は <IP address>/[<prefix>] フォーマットでネットワークアドレスを定義します。

<scripts profile='' stack='' trace=''/>

スクリプトプロファイリングパラメータ設定です。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

profile

yes

no

必要のない限り、このパラメータは変更しないことを推奨します。Server スクリプト実行プロファイリングに関する情報をログに記録します。このパラメータはテクニカルサポートやデベロッパーによって使用されます。

no

stack

コールスタックからの Server スクリプト実行に関する情報をログに記録します。このパラメータはテクニカルサポートやデベロッパーによって使用されます。必要のない限り、このパラメータは変更しないことを推奨します。

trace

Server スクリプト実行トレーシングに関する情報をログに記録します。このパラメータはテクニカルサポートやデベロッパーによって使用されます。必要のない限り、このパラメータは変更しないことを推奨します。

<lua-module-path>

Luaインタプリタのパスです。

パスの順番が重要です。

<lua-module-path /> エレメントには以下の子エレメントが含まれます:

<cpath root=''/>—バイナリモジュールフォルダへのパスです。root の可能な値:home (デフォルト)、varbinlib

<path value=''/>—スクリプトフォルダへのパスです。両方によって使用される場合、<jobs /> または <hooks /> の子エレメントではありません。 value 属性で指定されたパスは <cpath /> エレメントの root 属性内のパスからの相対になります。

<jobs />—Server スケジュールのタスクに対するパスです。

<jobs /> エレメントには、スクリプトフォルダへのパスを指定する1つまたは複数の <path value=''/> 子エレメントが含まれます。

<hooks />—Server のユーザーフックに対するパスです。

<hooks /> エレメントには、ユーザーフックへのパスを指定する1つまたは複数の <path value=''/> 子エレメントが含まれます。

<trandports>

クライアントとの接続に Server が使用するトランスポートプロトコルパラメータの設定です。1つまたは複数の <trandport discovery='' ip='' name='' multicast='' multicast-group='' port=''/> 子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

説明

必須

可能な値

デフォルト

discovery

Server 検出サービスを使用するかどうかを定義します。

no―ip 属性のみで指定します。

yes, no

no

ip

unix

使用するプロトコルのファミリーを定義し、インターフェースアドレスを指定します。

yes

-

0.0.0.0

-

名称

Server 検出サービスのための Server 名を指定します。

no

-

drwcs

multicast

Server がマルチキャストグループに含まれているかどうかを定義します。

no―ip 属性のみで指定します。

yes, no

no

multicast-group

Server が登録されているマルチキャストグループのアドレスを指定します。

no―ip 属性のみで指定します。

-

231.0.0.1

[ff18::231.0.0.1]

port

待ち受けるポートです。

no―ip 属性のみで指定します。

-

2193

<protocols>

無効なプロトコルのリストです。1つまたは複数の <protocol enabled='' name=''/> 子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

enabled

yes—プロトコルは有効です。

no—プロトコルは無効です。

プロトコルの使用モードです。

no

名称

AGENT—Server と Dr.Web Agent とのやり取りを可能にするプロトコルです。

MSNAPSHV—Server と システムの健全性を検証するコンポーネントであるMicrosoft NAP Validator とのやり取りを可能にするプロトコルです。

INSTALL—Server と Dr.Web Agent インストーラとのやり取りを可能にするプロトコルです。

CLUSTER—クラスタシステム内での複数の Servers 間のやり取りのためのプロトコルです。

SERVER—Dr.Web Serverとその他のDr.Web Serverとのやり取りを可能にするプロトコルです。

プロトコル名です。

-

<plugins>

無効なプラグインのリストです。1つまたは複数の <plugin enabled='' name=''/> 子エレメントが含まれます。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

enabled

yes—プラグインは有効です。

no—プラグインは無効です。

プラグインの使用モードです。

no

名称

WEBMIN— Server およびアンチウイルスネットワークを Control Center 経由で管理するための Dr.Web Security Control Center プラグインです。

FrontDoor—Server リモート診断ユーティリティに接続するための Dr.Web Server FrontDoor プラグインです。

プラグイン名

-

<license-exchange>

Dr.Web Server 間のライセンス伝播の設定です。

<license-exchange /> エレメントには以下の子エレメントが含まれます:

<expiration-interval value=''/>

<prolong-preact value=''/>

<check-interval value=''/>

エレメントの説明:

エレメント

説明

value 属性のデフォルト値です(分)。

expiration-interval

提供されたライセンスの有効期限 - 親 Server 上のキーから提供されるライセンスの有効期限です。この設定は親 Server から隣接Serverにライセンスが提供される場合に使用します。

1440

prolong-preact

受け取ったライセンスの有効期限 - ライセンスの期限が切れるまでの期間です。これに従ってServer は隣接 Server から受け取ったライセンスの更新を開始します。この設定はServerが隣接 Server からライセンスを受け取る場合に使用します。

60

check-interval

ライセンス同期間隔-Server間でのライセンス提供に関する情報を同期する間隔です。

1440

<email from="" debug="">

Control Center からEメールを送信(管理者通知として、または 端末のインストールパッケージを送信する場合など)するためのパラメータです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

from

-

メールの送信者として設定されるメールアドレスです。

drwcs@localhost

debug

yes—デバッグモードを使用します。

no – デバッグモードを使用しません。

SMTPセッションの詳細なログを取得するにはデバッグモードを使用します。

no

<email /> エレメントには以下の子エレメントが含まれます:

<smtp server="" user="" pass="" port="" start_tls="" auth_plain="" auth_login="" auth_cram_md5="" auth_digest_md5="" auth_ntlm="" conn_timeout=""/>

メールを送信するためのSMTPサーバーのパラメータ設定です。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

server

-

メールの送信に使用するSMTPサーバーのアドレスです。

127.0.0.1

user

-

SMTPサーバーが認証を必要としている場合の、SMTPサーバーユーザー名です。

-

pass

-

SMTPサーバーが認証を必要としている場合の、SMTPサーバーユーザーのパスワードです。

-

port

正の整数

メールの送信に使用するSMTPサーバーのポートです。

25

start_tls

yes—この認証タイプを使用します。

yes—この認証タイプを使用しません。

データ転送を暗号化します。その際、STARTTLS コマンドを使用して安全な接続への切り替えが実行されます。接続にはデフォルトで25番ポートが使用されます。

yes

auth_plain

メールサーバー上でプレーンテキスト認証を使用します。

no

auth_login

メールサーバー上でLOGIN 認証を使用します。

no

auth_cram_md5

メールサーバー上でCRAM-MD5 認証を使用します。

no

auth_digest_md5

メールサーバー上でDIGEST-MD5 認証を使用します。

no

auth_ntlm

メールサーバー上でAUTH-NTLM 認証を使用します。

no

conn_timeout

正の整数

SMTPサーバーの接続タイムアウトです。

180

<ssl enabled="" verify_cert="" ca_certs=""/>

メール送信のためのSSLトラフィック暗号化パラメータです。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

enabled

yes—SSLを使用します。

no – SSLを使用しません。

SSL暗号化使用モードです。

no

verify_cert

yes—SSL証明書をチェックします。

no—SSL証明書をチェックしません。

メールサーバーのSSL証明書を検証します。

no

ca_certs

-

Dr.Web Server のルートSSL証明書へのパスです。

-

<track-epidemic enabled='' period='' threshold=''/>

ネットワーク内での大規模感染トラッキングのパラメータ設定です。

属性の説明:

属性

可能な値

説明

デフォルト

enabled

yes—大規模感染をトラッキングし、脅威に関する1通の通知を送信します。

yes—大規模感染をトラッキングせず、脅威に関する通知を通常モードで送信します。

大規模感染に関する管理者通知モードです。

no

period

正の整数

感染に関する通知を指定された数だけ受け取る期間を秒単位で指定します。この期間に、指定された数の感染通知を受け取ると、Dr.Web Serverは全ての感染のケースを含んだ大規模感染に関する通知を1通のみ管理者に対して送信します。

300

threshold

指定された期間に受け取る感染通知の数を指定します。この数の感染通知を指定された期間に受け取ると、Dr.Web Server は全ての感染のケースを含んだ大規模感染に関する通知を1通のみ管理者に対して送信します。

100

<default-lang value=""/>

Serverデータベースから言語設定を受け取ることができなかった場合に、コンポーネントおよびDr.Web Serverシステムによってデフォルトで使用される言語です。特に、データベースが破損して言語設定を取得することができない場合にDr.Web Security Control Centerおよび管理者通知システムで使用されます。