H2. ネットワークインストーラ

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スタート命令フォーマット:

drwinst.exe [<switches>]

スイッチ

コマンドラインスイッチは全ての種類の Agent インストールファイルの起動に使用することができます。

Agentネットワークインストーラを起動するスイッチは/<switch> <parameter>のフォーマットで指定します。

パラメータ値は全てスペースの後ろに指定します。例:

/silent yes

スイッチの値にスペース、タブ、または/記号が含まれている場合、パラメータ全体を引用符で囲ってください。例:

/pubkey "C:\my folder\drwcsd.pub"

使用可能なスイッチ:

/compression <mode> – Server トラフィックの圧縮モードです。<mode>パラメータには次のうちいずれかの値を指定することができます:

yes – 圧縮を使用します。

no – 圧縮を使用しません。

possible – 圧縮を使用することが可能です。使用については Server 側の設定に応じて決定されます。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルトでpossibleが使用されます。

/encryption <mode> – Server トラフィックの暗号化モードです。<mode>パラメータには次のうちいずれかの値を指定することができます:

yes – 暗号化を使用します。

no – 暗号化を使用しません。

possible – 暗号化を使用することが可能です。使用については Server 側の設定に応じて決定されます。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルトでpossibleが使用されます。

/excludeFeatures <components>—端末上へのインストールから除外するコンポーネントのリストです。複数のコンポーネントを指定する場合は ","記号を使用して区切ってください。指定可能なコンポーネント:

scanner – Dr.Web Scanner

spider-mail – SpIDer Mail

spider-g3 – SpIDer Guard

outlook-plugin – Dr.Web for Microsoft Outlook

firewall – Dr.Web Firewall

spider-gate – SpIDer Gate

parental-control – Office Control

antispam-outlook – Dr.Web for Microsoft Outlook コンポーネントの Dr.Web Anti-spam

antispam-spidermail – SpIDer Mail コンポーネントの Dr.Web Anti-spam

手動で指定されなかったコンポーネントについては、デフォルトの状態が維持されます。

/id <station_id> – Agent がインストールされる端末の識別子を指定します。

Server での自動認証を行うには /pwd スイッチと共にパラメータを指定してください。認証パラメータが設定されなかった場合、認証の決定は Server 側で行われます。

/includeFeatures <components>—端末上にインストールするコンポーネントのリストです。複数のコンポーネントを指定する場合は ","記号を使用して区切ってください。指定可能なコンポーネント:

scanner – Dr.Web Scanner

spider-mail – SpIDer Mail

spider-g3 – SpIDer Guard

outlook-plugin – Dr.Web for Microsoft Outlook

firewall – Dr.Web Firewall

spider-gate – SpIDer Gate

parental-control – Office Control

antispam-outlook – Dr.Web for Microsoft Outlook コンポーネントの Dr.Web Anti-spam

antispam-spidermail – SpIDer Mail コンポーネントの Dr.Web Anti-spam

手動で指定されなかったコンポーネントについては、デフォルトの状態が維持されます。

/installdir <folder> – インストールフォルダです。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルトでシステムドライブ上のProgram Files\DrWebフォルダにインストールされます。

/installtimeout <time> – Control Center から実行されたリモートインストールの際に、端末からの応答を待つ時間の上限です(秒)。

指定されなかった場合、デフォルトで300 秒になります。

/instMode <mode> – インストーラの起動モードです。<mode>パラメータには次の値を指定することができます:

remove – インストールされたプロダクトを削除します。

スイッチが指定されなかった場合、起動モードはデフォルトでインストーラが自動的に決定します。

/lang <language_code> – インストーラの言語です。言語コードはISO-639-1で指定します。

指定されなかった場合、デフォルトでシステム言語が使用されます。

/pubkey – Server パブリックキーファイルへのフル パスです。

パブリックキーが指定されなかった場合、ローカルインストールの実行後、インストーラは自動で実行フォルダのdrwcsd.pubパブリックキーを使用します。パブリックキーファイルがインストール実行フォルダ以外の場所にある場合、そこへのフルパスを手動で指定する必要があります。

Control Center 内で生成されたインストールパッケージを実行する場合、パブリックキーはインストールパッケージに含まれています。コマンドラインパラメータでパブリックキーファイルを指定する必要はありません。

/pwd <password> – Agent が Server にアクセスするためのパスワード

Server での自動認証には/id と共にパラメータを指定してください。認証パラメータが設定されなかった場合、認証の決定は Server 側で行われます。

/regagent <mode> – インストールされたプログラムのリスト内に Agent を登録するかどうかを指定します。<mode>パラメータには次のうちいずれかの値を指定することができます:

yes – リスト内に Agent を登録します。

no – リスト内に Agent を登録しません。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルトでnoが使用されます。

/retry <number> – マルチキャストリクエストを送信して Server の検索を試行する回数の上限です。指定された回数内に Server から応答がなかった場合、Server は見つからなかったと判断されます。

スイッチが指定されなかった場合、Serverの検索試行は3回まで行われます。

/server [<protocol>/]<server_address>[:<port>] – Agent のインストールが開始される Server であり、インストール後に Agent が接続される Server のアドレスです。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルトでマルチキャストリクエストの送信によってServerを検索します。

/silent <mode> – インストーラをバックグラウンドモードで実行するかどうかを指定します。<mode>には次の値を使用することができます。

yes – インストーラをバックグラウンドモードで起動します。

no – インストーラをグラフィカルモードで起動します。

スイッチが指定されなかった場合、デフォルト設定のインストーラのグラフィカルモードで Agent のインストールが実行されます( インストールマニュアル インストーラ経由でのDr.Web Agent のインストール 参照)。

/timeout <time> – Server 検索の際に応答を待つ時間の上限です(秒)。指定された値を超えるまでの時間は応答メッセージの受信を続けます。

指定されなかった場合、デフォルトで3 秒になります。