H4.9. UNIX®系OSでのみ使用可能な変数

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UNIX系OSのServer管理を簡易化するために、管理者は次のフォルダのスクリプトファイル内にある変数を使用することができます。

Solaris、Linux OS:/etc/init.d/drwcsd

FreeBSD OS:/usr/local/etc/rc.d/drwcsd.sh/usr/local/etc/drweb.com/software/init.d/drwcsdへのシンボリックリンク)

表H-1はdrwcsdの変数とそれに対応するコマンドパラメータです。

表 Н-1.

スイッチ

変数

デフォルトのパラメータ

-home

DRWCS_HOME

/usr/local/drwcs - FreeBSDの場合

/usr/drwcs - その他のOSの場合

-var-root

DRWCS_VAR

 

-etc

DRWCS_ETC

$DRWCS_VAR/etc

-rotate

DRWCS_ROT

10,10m

-verbosity

DRWCS_LEV

trace3

-log

DRWCS_LOG

$DRWCS_VAR/log/drwcsd.log

-conf

DRWCS_CFG

$DRWCS_ETC/drwcsd.conf

-pid

DRWCS_PID

 

-user

DRWCS_USER

 

-group

DRWCS_GROUP

 

-hooks

DRWCS_HOOKS

 

-trace

DRWCS_TRACE

 

DRWCS_HOOKS および DRWCS_TRACE 変数はパラメータを持ちません。変数が設定されている場合、該当するスイッチがスクリプトの実行中に追加されます。変数が設定されていなかった場合は、スイッチは追加されません。

表H-2はその他の変数です。

表 Н-2.

変数

デフォルトのパラメータ

説明

DRWCS_ADDOPT

 

 

DRWCS_CORE

無制限

コアファイルの最大サイズ

DRWCS_FILES

8192

Serverが開くことのできるファイル記述子の最大数

DRWCS_BIN

$DRWCS_HOME/bin

drwcsdを起動するディレクトリ

DRWCS_LIB

$DRWCS_HOME/lib

Serverライブラリのあるディレクトリ

drwcsd スクリプト内でこれらの変数が設定されていない場合は、パラメータのデフォルト値が使われます。

DRWCS_HOMEDRWCS_VARDRWCS_ETCDRWCS_USERDRWCS_GROUPDRWCS_HOOKS 変数は既に drwcsd スクリプトファイル内で定義されています。

${TGT_ES_ETC}/common.confファイルが存在する場合、このファイルはdrwcsdに含まれ、いくつかの変数を再定義することができます。ただし、それらがエクスポートされていない場合(exportコマンドを使用して)は、何の影響も与えません。

変数を設定するには

1.drwcsdスクリプトファイルに変数の定義を追加します。

2.exportコマンドを使用して、この変数をエクスポートしてください(同じ場所)。

3.このスクリプトからもう1つのプロセスを実行する際、そのプロセスは設定された値を読み込みます。