Dr.Web Server のアップグレードとバックアップからの復元

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Control Center はDr.Web Serverソフトウェアを管理するための以下の機能を提供します:

GUSからダウンロードされ Server リポジトリ内に保存された利用可能なバージョンへ Server ソフトウェアをアップグレードします。GUS からのリポジトリ更新の設定については Dr.Web Serverリポジトリの管理 を参照してください。

Server ソフトウェアを保存したバックアップまでロールバックします。Server バックアップは新しいバージョンへのアップグレード中に Dr.Web Server 更新 セクション内に自動的に作成されます(下記手順4)。

バージョン 10 内での Server のアップグレードは Server ディストリビューションキットを使用して行うことも可能です。手順については インストールマニュアル Dr.Web Server for Windows® のアップグレード または Dr.Web Server for UNIX®系OSのアップグレード を参照してください。

 

バージョン 10 内での全ての Server のアップグレードがディストリビューションキットを持っているわけではありません。Control Center 経由でのみインストール可能な場合もあります。

 

UNIX系OS環境での Server を Control Center 経由でアップグレードした場合、OSパッケージマネージャー内での Server のバージョンは変わりません。

Dr.Web Serverソフトウェアの管理:

1.Control Center のメインメニューで 管理 を選択し、開いたウィンドウ内のコントロールメニューで Dr.Web Server を選択します。

2.Server のバージョンリストを開くには以下のいずれかを実行してください:

メインウィンドウ内で Server の現在のバージョンをクリックします。

バージョンリスト をクリックしてください。

3.利用可能な Server の更新とバックアップのリストが含まれた Dr.Web Server 更新 セクションが開きます。

現在のバージョン リストには現在使用している Server のバージョンが含まれています。変更リスト セクションで、このバージョンに追加された新たな機能や修正されたエラーについての簡単な情報を確認することができます。

全てのバージョン リストには GUS からダウンロードされた Server の更新が含まれています。変更リスト セクションで、それぞれのバージョンに追加された新たな機能や修正されたエラーについての簡単な情報を確認することができます。

インストールパッケージからインストールした最初の Server のバージョンでは、変更リスト は空になっています。

バックアップ リストには、保存されているこの Server のバックアップコピーが含まれています。日付 セクションで、バックアップ作成日時に関する情報を確認することができます。

4.Server を更新するには、全てのバージョン リスト内で該当するバージョンの横にあるボタンをセットし、保存 をクリックしてください。

Server のアップグレードは現在のバージョンから新しいバージョンへのみ行うことができます。

Server のアップグレード中に、現在のバージョンがバックアップとして保存され(バックアップ セクション内に置かれます)、新しいバージョンが 全てのバージョン セクションから 現在のバージョン セクションへと移されます。

バックアップコピーは以下のフォルダに保存されます:

var → update_backup_<old_version>_<new_version>

アップグレードの過程でvar → dwupdater.logログファイルが作成または補完されます。

5.Server ソフトウェアを保存したバックアップコピーまでロールバックするには、バックアップ リスト内で該当するバージョンの横にあるボタンをセットし、保存 をクリックしてください。

Server ソフトウェアをロールバックする過程で、該当するバックアップコピーが 現在のバージョン セクションに移されます。