直接接続

トップ  前  次

Dr.Web Serverセットアップ

TCP接続の受信をリッスンするために、Server 設定内でアドレスをセットしてください(付録ドキュメントの付録 E. ネットワークアドレスの指定 参照)。

このパラメータはServer設定の 管理 → Dr.Web Server の設定ネットワーク タブ → トランスポート タブ → アドレス フィールドで指定することができます。

デフォルトではServerに「リッスン(待ち受け)」されるパラメータとして以下が設定されています:

アドレス: 空の値 - Server がインストールされているコンピューターに全てのネットワークインターフェースを使用します。

ポート2193 - Dr.Web Enterprise Security Suite 用としてIANAに登録された2193ポートを使用します。

注意:Serverバージョン4ではポート2371が使用されていましたが、バージョン10ではこのポートはサポートしていません。

Dr.Web Enterprise Security Suite アンチウイルスネットワーク全てが正常に機能するためには、Serverは全てのクライアントに認識されているTCPポートを少なくとも1つリッスンしていれば十分です。

Dr.Web Agentのセットアップ

Agentのインストールの間に、インストールパラメータ内でServerアドレス(Serverが起動しているコンピューターのIPアドレスかホスト名)を直接設定することができます:

drwinst <Server_Address>

AgentのインストールではDNSサービスに登録されているServer名を使用することを推奨します。これによりDr.Web Serverを他のコンピューター上に移した場合のアンチウイルスネットワークの設定を簡易化することができます。

デフォルトでは、パラメータ無しで実行されたdrwinstインストラクションは Dr.Web Server を検出する為にネットワークをスキャンし、最初に見つかったServerからAgentをインストールしようとします(Server検出サービス を使用した マルチキャスト モード)。

そのためインストール中にServerのアドレスが Agentに認識されます。

Agent設定内のServerアドレスは後から手動で変更することができます。