スキャン結果

Dr.Web Scannerが脅威を検出すると、画面に次のアイコンが表示されます。

画面の左上にあるAndroidステータスバーのアイコン

Android 4.4では threat_detected_icon

Android 5.0~11.0では threatsicon

Android 12.0以降では notifier_threat

画面上部のポップアップ通知

スキャン画面の赤いインジケータ

スキャン結果を開くには、スキャン画面の左上隅にある十字をタップするか、通知またはステータスバーのインジケータをタップします。

warning_green

Android 5.0以降では、脅威に関する通知がロック画面にも表示されます。それをタップすることでスキャン結果に移動することができます。

light_results_zoom50

図 7. スキャン結果

脅威を駆除する

スキャン結果 画面で、脅威とシステム領域の変更の一覧を確認できます。各オブジェクトについて、そのタイプと名前が表示されます。

オブジェクトは危険度に応じてさまざまな色で表示されます。危険度の高い順に並べた脅威の種類は以下のとおりです。

1.マルウェア

2.リスクウェア

3.ハッキングツール

4.アドウェア

5.システム領域の変更

システム領域内に新しいファイル

システムファイルの変更

システムファイルの削除

6.ジョークプログラム

ファイルへのパスを表示するには、該当するオブジェクトをタップします。アプリケーションで検出された脅威については、アプリケーションパッケージ名も特定されます。

複数の脅威を含むアーカイブが検出された場合は、展開 をタップすると、アーカイブ内のすべての脅威の完全なリストを表示できます。

warning_green

アーカイブ内の脅威は、アーカイブ内のファイル オプションが有効になっている場合にのみ検出されます。

すべての脅威を削除する

すべての脅威を削除するには

スキャン結果 画面右上にある メニュー menu_green > 全て削除 を選択します。

すべての脅威を隔離するには

スキャン結果 画面右上にある メニュー menu_green > すべて隔離する を選択します。

脅威を1つずつ駆除する

オブジェクトによって、利用可能なオプションの組み合わせが異なります。オプションの一覧を展開するには、オブジェクトをタップします。推奨されるオプションが一番上に表示されます。次のいずれかのオプションを選択してください。

delete 2削除する - 脅威をデバイスから削除します。

Dr.Webは、Androidのアクセシビリティ機能を使用するアプリケーションを削除できない場合があります。削除する をタップしてもDr.Webがアプリケーションを削除しない場合は、セーフモードで再起動し、アプリを手動で削除してください。

この設定は、システムアプリケーションの一部の脅威 では使用できません。

quarantine-fill隔離する - 脅威を隔離フォルダに移動します(隔離を参照)。

インストールされたアプリケーションで脅威が検出された場合、その脅威は隔離することはできません。この場合、隔離する オプションは使用できません。

i_ignore_light無視する - システム領域の変更または脅威を一時的にそのままにします。

edit 2ラボに送信する または 誤検知 - 分析のためにDoctor Webアンチウイルスラボにファイルを送信します。分析によって、脅威が存在するか偽陽性であるかが分かります。偽陽性の場合は修正されます。分析結果を受け取るには、メールアドレスを入力します。

ファイルがラボに正常に送信された場合、無視する オプションが脅威に自動的に適用されます。

ラボに送信する オプションは、実行可能ファイル(APK、ELF、JAR、ODEX、SOなど)の追加または変更にのみ使用できます。

誤検知 オプションは、脅威の亜種と、システム領域で検出された脅威に対してのみ適用可能です。

info詳細をインターネットで確認 - Doctor Webの公式サイトにある、検出されたオブジェクトについての説明が表示されます。